収納スペースを圧迫しているのは○○!収納スペースに余裕がない人は多数
あなたはご自宅の収納スペースの広さや数に満足していますか。必要な物に対して収納スペースか不足していて、ぎゅうぎゅうに収納したり、出し入れしにくくなっていませんか。また、収納スペースを圧迫して気になっている荷物はないでしょうか。今回は、収納スペースをより快適に使う方法を模索すべくアンケート調査を行い、回答者の自宅の収納スペースを圧迫している物や収納スペースの広さの理想と現実、収納の工夫等を調べてみました。さまざまな本音やアイデアが詰まったアンケート結果となり、収納スペースに悩みのある方は必見です。
収納スペースが足りないと感じる人は約7割
今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(36.0%)における結果を中心に分析していきます。
アンケートでははじめに、自宅に収納スペースは十分あると思うかを尋ねました。
関東・全国とも収納スペースが十分にないと答えた方(ない・あまりないの合計)の方が多く、約7割(関東70.1%・全国66.5%)でした。関東は全国よりやや高い割合でした。
関東の地域別では、埼玉県南部(92.0%)・神奈川県西部(80.0%)・千葉県北部(72.7%)で収納スペースが十分にないと答えた方が特に高い割合でした。
また、住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、収納スペースが十分にないと答えた割合は単身向けマンション(94.4%)において特に高い傾向にありました。次いで単身向けアパート(75.0%)・ファミリー向けアパート(70.0%)でも収納スペース不足だと答えた方が多く、自宅の敷地面積が狭めとなりやすい住環境タイプほど収納スペースも不足しやすい傾向にありました。
収納スペースを圧迫しているものとは
アンケートでは次に、収納スペースが不足していると答えた方を対象に、収納スペースを圧迫しているものは何かを尋ねてみました。
衣類が約7割・突出してトップ
関東・全国ともに第1位は「衣類(関東70.9%・全国72.4%)」で最多でした。第1位の衣類は第2位のほぼ倍となる割合で、突出して多いトップでした。
中でも関東圏の地域別で多かったのは東京都23区外(76.9%)と神奈川県東部(73.7%)でした。
衣替えによってシーズンオフの衣類が収納スペースを圧迫している場合が多く、秋冬物の厚手の衣服やアウターを収納している春夏の季節には特に、衣服がかさばると感じる場合が多いようです。また、逆に春夏の季節の服を収納している時期には、衣服のボリュームが少なく収納にゆとりが出るのに、衣替え後に秋冬服がしまえるだけのスペースを開けておかなければならないという「季節感の荷物量のギャップ」と「利用効率の悪さ」が気になるという悩みを持っている方も多々いらっしゃるようです。
季節ものの荷物や日用品ストックがかさばる
衣類に次いで多かった「季節家電(関東35.9%/第2位・全国35.8%/第3位)」と「寝具(関東33.0%/第3位・全国45.9%/第2位)」も、シーズンオフの荷物が場所を取っていることが衣類と共通していました。つまり収納スペースを圧迫しているトップ3がシーズンオフの荷物に関係しているということになります。
季節家電は扇風機やストーブ・ヒーター等、かさばったり上に物を置きづらい性質・形状のものが多く、寝具はシーズンオフの寝具に加えて来客用の寝具がかさばる場合もあるようです。
なお、季節家電・寝具とも埼玉県南部(季節家電63.6%・寝具50.0%)が特に多い結果で、寝具は神奈川県東部(42.1%)でも多く見られました。
また、シーズンオフの荷物以外では、前回コラムのテーマであった「日用品ストック(関東33.0%/同率第3位・全国32.8%/第4位)」も収納スペースを圧迫しがちであることが分かりました。神奈川県東部(52.6%)・埼玉県全域(36.0%)で特に高い割合でした。
自宅内のメインの収納場所
続いて、自宅内のメインとなる収納場所はどこかを尋ねてみました。
クローゼットと押入れが2大メイン収納
関東・全国ともに第1位は「クローゼット(関東53.5%・全国51.3%)」でした。
中でも関東圏の地域別で多かったのは東京都23区内(78.4%)でした。
続いて第2位は「押入れ(関東31.9%・全国37.8%)」でした。関東圏の地域別で多かったのは埼玉県北部(66.7%)・神奈川県東部(46.9%)・東京都23区外(44.4%)で、これらの地域ではクローゼットより押入れが多いという結果でした。
全国的にクローゼットと押入れの2大収納で9割弱を占め、2つの比率は都市部ほど押入れが少なくクローゼットが多くなる傾向であることが分かりました。
2大収納以外の様々な収納
クローゼット・押入れ以外の収納では、下記の3つが多めでした。
- ・「備え付けの棚(関東4.2%・全国2.8%)」
- ・「後付けの棚(関東2.8%・全国2.0%)」
- ・「パントリー(関東2.8%・全国1.8%)」
さらに、少数意見としては、収納用の空き部屋・納戸・物置・屋根裏収納等がありました。
収納スペースの広さ
アンケートでは収納スペースの広さについても尋ねました。
- ・「1畳未満(関東8.3%・全国7.5%)」
- ・「1〜3畳(関東54.9%・全国56.5%)」
- ・「4〜6畳(関東27.1%・全国26.3%)」
- ・「7〜9畳(関東6.3%・全国6.3%)」
- ・「10畳以上(関東3.5%・全国3.5%)」
最も多いのは「1〜3畳(関東54.9%・全国56.5%)」で半数以上を占め、「1畳未満(関東8.3%・全国7.5%)」と合わせて全国的に収納スペース3畳以下が6割以上(関東63.2%・全国64.0%)を占めることが分かりました。つまり、日々使うものからシーズンオフの衣類・家電・寝具等まで、自宅のあらゆる荷物を、3畳までの収納スペースをやりくりして収納しなければならない方が多いと言えます。
収納スペース内に余裕がほしい
クローゼットや物置を中心とした3畳までの収納スペースを上手に活用して、自宅のあらゆるものを収納している方が多数派だと分かりましたが、日々使うもの・家族人数分の秋冬物の衣類・季節家電・寝具等の総量を考えるとあまり余裕がなさそうな広さだと言えるのではないでしょうか。
そこで、アンケートでは次に、収納スペース内に空間や物を置く余裕が欲しいと考えているか尋ねました。
収納スペース内に空間や物を置く余裕が欲しいと考えている方は約8割(関東81.9%・全国77.8%)で、関東は全国より高い割合でした。
関東の地域別では、埼玉県南部(96.0%)と東京都23区内(83.8%)で収納スペースに余裕が欲しいと答えた方が特に高い割合でした。
また、住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、単身向けマンション(100%・18回答中)・単身向けアパート(87.5%)において特に高い傾向にあり、他にもファミリー向けマンション(80.9%)・ファミリー向けアパート(80.0%)・戸建(76.3%)と、どの住環境タイプでも非常に高い割合でした。傾向としては、部屋数の少なくなりがちな単身向けの住居等で収納スペースが不足しがちでした。これは、部屋ごとに収納スペースがついている物件が多いため、部屋数が減るほど収納の数が減ることが影響しているようです。
収納スペース内に余裕がほしい理由
収納スペース内に余裕が欲しいと考えている方が約8割であることが分かりましたが、どのような理由で余裕が欲しいと考えているのでしょうか。アンケートで尋ねました。
突出して多かったのは「物を出し入れしやすくしたい(関東57.6%・全国56.3%)」で、全国的に6割弱を占めました。限られた収納スペースに物をぎゅうぎゅうに詰め込んだり、手前にある物を退けて奥の物を出す必要がある等、普段の物の出し入れがスムーズにしづらいことが気になっている方が多いようです。
関東の地域別では東京都23区外(71.4%)・埼玉県南部(62.5%)で特に高い割合でした。
他の理由としては、「どこに何があるかわかるようにしたい(関東19.5%・全国22.2%)」・「衣替えを楽にできるようにしたい(関東11.9%・全国12.2%)」・「掃除しやすくしたい(関東9.3%・全国8.0%)」等が上がりました。
出し入れがしやすく、物の置き場所が分かりやすい「ゆとりある収納」を実現し、日々の使い勝手を向上したいと考えている方が非常に多いことが分かりました。
アンケートでは回答者全てを対象に、収納スペースを使いやすくするために工夫をしていることがあるか尋ねたところ、約2割(関東17.4%・全国20.5%)が工夫していることがあると答えました。
収納グッズをフル活用し収納力を上げる
“キャスター付きのラックやケースを活用し奥の物を取りだしやすいようにしたり、突っ張り棒で調整可能の棚を作りデッドスペースも活用しています。”
(50代・会社員)
“上下の空間をうまく使うように収納棚などを買って少しでも無駄なスペースを作らないようにしています”
(40代・会社員)
“圧縮袋を使うなどしてスペースを確保しています”
(30代・会社員)
整理整頓し物を増やさない
“収納スペース内の整理整頓を心がけています。”
(50代・自営業)
“断捨離して物を増やさない”
(40代・自営業)
“不要なものはなるべくフリマに出すなどする”
(40代・専業主婦)
家族で使いやすくなる工夫をする
“棚を設置したり、ほぼ使わないけど置いておきたいものは奥に置く。使う頻度によって置場所を決めている。”
(40代・サービス業)
“付箋でメモをして、家族がわかるようにしています”
(40代・主婦)
“それぞれの身長にあった戸棚の位置になるように配慮”
(20代・会社員)
日々の物の出し入れがしやすい整理整頓された収納スペースを実現するには、区分け・隙間を作ることができるだけの収納スペースのゆとりが必要です。しかし現実には収納スペースのゆとりだけでなく、必要な荷物を置くためのスペースさえも不足しがちという方は多いのではないでしょうか。
自宅の収納スペース不足を解消したい時、トランクルームを利用するという方法もあります。
収納スペースにゆとりを持たせるためにトランクルーム利用を考える場合には、アンケート前半で注目した「収納スペースを圧迫しているもの」に目を向け、収納スペースを圧迫しがちだったシーズンオフの衣類・家電・寝具等の収納にトランクルームを活用するのがおすすめです。このような活用方法においては、
- ・家にある必要な荷物の全体量に対し収納スペースが足りない場合、必要なスペースをトランクルームでプラスできる
- ・シーズンオフの荷物・使用頻度の低い荷物等をトランクルームに保管することで、自宅の収納スペースにゆとりを持つことができる
- ・収納スペースとトランクルームに荷物がしっかりとおさまり、部屋をすっきりとさせられる
- ・衣類のように春夏物・秋冬物で総量が変わる場合等はトランクルームのサイズを変えて必要最低限の広さのトランクルームを利用すると利用料が節約できる
というメリットがあります。
収納スペースにゆとりができると、出し入れのしやすさアップ・整理整頓の簡易化・湿気対策等にも有効で、日々がぐんと快適になります。あなたもトランクルームを気軽に使って、ゆとりある使い勝手の良い収納スペースを目指してみませんか。
【収納スペースにゆとりをプラス!収納ピットのトランクルーム】
収納スペースが十分足りていないと感じている方が多いエリアにも!
◆埼玉県エリアのトランクルーム
埼玉県さいたま市
https://www.syuno-pit.biz/spot/saitama/saitama-city
埼玉県川口市
https://www.syuno-pit.biz/spot/saitama/kawaguchi-city
埼玉県川越市
https://www.syuno-pit.biz/spot/saitama/kawagoe-city
埼玉県富士見市
https://www.syuno-pit.biz/spot/saitama/fujimi-city
◆千葉県エリアのトランクルーム
千葉県千葉市
https://www.syuno-pit.biz/spot/chiba/chiba-city
千葉県市川市
https://www.syuno-pit.biz/spot/chiba/ichikawa-city
千葉県船橋市
https://www.syuno-pit.biz/spot/chiba/funabashi-city
◆神奈川県西部エリアのトランクルーム
神奈川県厚木市
https://www.syuno-pit.biz/spot/kanagawa/atsugi-city
神奈川県相模原市
https://www.syuno-pit.biz/spot/kanagawa/sagamihara-city
「収納スペースにゆとりが欲しい」と考える方が多いエリアにも!
◆東京都23区外のトランクルーム
東京都西東京市
https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/nishitokyo-city
東京都東久留米市
https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/higashikurume-city
東京都八王子市
https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/hachioji-city
東京都東村山市
https://www.syuno-pit.biz/spot/tokyo/higashimurayama-city
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、収納スペースを圧迫しがちなものや収納スペースのゆとりに関する悩みについてお話しました。
自宅の収納スペース不足を感じている方は関東で7割強で、衣類・季節家電・寝具等のシーズンオフの荷物が収納スペースを圧迫していると感じている方が多数見受けられました。回答者の自宅収納スペース事情を調べると、クローゼット・押入れをメインとして、3畳までのスペースで自宅のあらゆる荷物を収納している方が多数派でした。その状況で、収納スペースにもっと余裕が欲しいと感じている方は8割を超えていました。
自宅の収納スペース不足やゆとり不足を感じている場合、トランクルームを利用するのも良い方法の一つです。自宅の収納にゆとりを持たせるために必要なスペースをトランクルームでプラスすることで、日々使う物を出し入れしやすく、家族みんなが使いやすい収納を実現でき、生活の快適度がぐんと上がります。
あなたもトランクルームを活用して、日々の収納利用にストレスを感じない快適な生活を実現してみませんか。
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【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2023年10月20日から10月25日までの6日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査