子供の夏休み期間に自宅でどう過ごす?子供を飽きさせない工夫をすると収納に悩み?
もうすぐ夏休み。夏休みはお子様が日中自宅にいるという方も多いのではないでしょうか。近年は強烈な猛暑が続き、外出を避けて自宅で過ごす時間が増えがちです。でも、長い夏休み、ダラダラしたり過ごし方のマンネリ化が大変という声もよく聞きます。そこで今回は、夏休み期間の子供との過ごし方についてアンケート調査しました。自宅での過ごし方を充実させながら、楽しさと快適さが両立できる方法を模索していきましょう。
夏休み期間に自宅で遊ぶための工夫をしている方は約8割
今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(35.0%)における結果を中心に分析していきます。
また、今回は子育て中または過去に子育て経験のある方が対象のアンケートでした。
【回答者のお子様の人数】
- ・1人 (関東54.3%・全国49.3%)
- ・2人 (関東38.6%・全国39.0%)
- ・3人以上 (関東7.1%・全国11.8%)
【子育て経験】
- ・現在子育て中 (関東90.7%・全国88.8%)
- ・過去に子育て (関東9.3%・全国11.2%)
(※「現在子育て中」は現在、赤ちゃん〜小学校高学年までのお子様がいる場合を指す)
アンケートでははじめに、夏休みに子供を自宅で遊ばせる際に工夫していることがある(あった)かを尋ねました。
今回のアンケートでは夏休みに子供を自宅で遊ばせる際に工夫していることがある(あった)と答えた方は約8割(関東81.4%・全国82.3%)で、現在子育て中の方(関東81.9%・全国82.0%)・過去に子育てした方(関東76.9%・全国84.4%)ともに大きな差はなく、約8割でした。
長い夏休みを自宅でも充実して過ごせるように、非常に多くの方が工夫しているようです。
関東の地域別では、夏休みに子供を自宅で遊ばせる際に工夫していることがある(あった)と答えた方は東京都23区外(94.7%)・神奈川県西部(85.7%)・神奈川県東部(84.0%)で高い割合でした。
関東の住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、ファミリー向けアパート(89.5%)・ファミリー向けマンション(81.8%)で高い割合でした。
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自宅で楽しく過ごすための工夫
アンケートでは次に、夏休みに子供を自宅で遊ばせる際の工夫について尋ねました。
自宅で遊べるおもちゃを用意
関東・全国とも第1位は「自宅で遊べるおもちゃを用意」(関東58.8%・全国58.0%)でした。
関東の地域別では、千葉県北部(71.4%)・神奈川県西部(66.7%)で高い割合でした。
他にも遊び道具としては
- ・「カード・ボードゲームを用意」(関東第5位/30.7%・全国第7位/26.6%)
- ・「テレビ・ビデオ・ゲームなど」(関東第7位/28.9%・全国第6位/29.6%)
などが見受けられました。
また、作品を楽しむために「本を用意」(関東第2位/46.5%・全国第4位/42.0%)する方や、「テレビ・ビデオ・ゲームなど」に含まれる映画・アニメなどが見られるようにする方も多いようです。
夏休みだからできる体験型の遊びを用意
家での時間がしっかりとれる夏休みだからこそできる体験型の遊びができるようにするという意見も多く見受けられました。
【ランクインした体験型の遊び】
- ・「子供と作れる料理やお菓子作り」(関東第3位/43.9%・全国第2位/46.5%)
- ・「ビニールプールなど水遊び場を用意」(関東第4位/38.6%・全国第3位/46.2%)
- ・「工作や手芸グッズを用意」(関東第6位/29.8%・全国第5位/34.1%)
夏の思い出に残る遊びができるよう、お家の方が工夫・準備しているのが伝わってくるランキングでした。
これらの体験型の遊びは、材料・道具を必要に応じて購入し、子供が安全に、自分自身で体験できるような準備をするのは大変です。
例えば、料理も大人の使ういつものキッチン・調理器具でそのままできるとは限らず、子供用の安全包丁を使ったり、子供の身長に合わせて踏み台の用意や、別テーブルに安全な作業台を設けるなど、さまざまな配慮が必要になります。もちろん、それに伴って購入するものが出てきたり、自宅のものが増えたりする場合も多々あるようです。
夏休みに向けて新たに買い足したものがある
子供が楽しく遊べるおもちゃや体験型遊びのための道具・材料など、子供が自宅で楽しく過ごすためには何かと必要なものが多いことがわかりました。
そこでアンケートでは、夏休み期間に子供が自宅で過ごすために新しく買い足した(買い足す)ものがあるか尋ねてみました。
今回のアンケートでは夏休み期間に子供が自宅で過ごすために新しく買い足した(買い足す)ものがあると答えた方は全国的に6割以上(関東67.9%・全国63.3%)でした。関東が全国より若干高い割合でした。
現在子育て中の方(関東68.5%・全国63.1%)・過去に子育てした方(関東61.5%・全国64.4%)ともに大きな差はない6割台ですが、関東においては現在子育て中の方の割合が過去に子育てした方の割合より増えていました。
関東の地域別では、夏休み期間に子供が自宅で過ごすために新しく買い足した(買い足す)ものがあると答えた方は東京都23区内(76.1%)・神奈川県東部(76.0%)で高い割合でした。
関東の住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、ファミリー向けマンション(71.4%)で高い割合でした。
アンケートでは、夏休み期間のために新しく買い足した(買い足す)ものについても具体的に尋ねました。
【夏休み期間のために新しく買い足した(買い足す)もの】
- ・画用紙や粘土など工作グッズ (関東第1位/38.9%・全国第1位/41.1%)
- ・絵本・本 (関東第2位/30.5%・全国第2位/30.4%)
- ・1人で遊べるおもちゃ (関東第3位/25.3%・全国第4位/24.1%)
- ・水遊び用おもちゃ (関東第4位/23.2%・全国第3位/29.6%)
- ・布や糸など手芸グッズ (関東同率第4位/23.2%・全国第6位/17.8%)
- ・カード・ボードゲーム (関東第6位/16.8%・全国第7位/14.6%)
- ・新しいソフト(ビデオ・ゲームなど) (関東第7位/14.7%・全国第8位/14.2%)
- ・ビニールプール (関東第8位/10.5%・全国第5位/18.6%)
夏休みの宿題の提出作品にも兼ねられる画用紙・工作グッズがトップでした。
また、水遊び用のおもちゃとビニールプールは関東より全国の方が割合が高く、特にビニールプールは関東が全国の半分強程度にとどまりました。これは、都市部ではビニールプールを使える場所が少ない(庭がない、マンションベランダ等での利用が規約上不可になっているなど)ことや、お風呂場でなら水遊びできるというケースが多いことも影響しているようです。
夏休みに子供を自宅で遊ばせるのは大変?
夏休みに子供を自宅で遊ばせる際に工夫していることがあると答えた方は約8割でしたが、普段の日々にプラスして工夫が必要となる背景を掘り下げていきましょう。
アンケートでは、夏休み期間に子供を自宅で遊ばせるのは大変だと思うか尋ねてみました。
今回のアンケートでは夏休み期間に子供を自宅で遊ばせるのは大変だと思う/少し思うと答えた方は全国的に8割以上(関東83.6%・全国82.8%)でした。
内訳は
- ・夏休み期間に子供を自宅で遊ばせるのは大変だと思う:関東53.6%・全国49.5%
- ・少し思う:関東30.0%・全国33.3%
という結果でした。
関東の地域別では、夏休み期間に子供を自宅で遊ばせるのは大変だと思う/少し思うと答えた方は埼玉県南部(94.1%)・東京都23区内(84.8%)で特に高い割合でした。
夏休み期間に子供を自宅で遊ばせることについて、どのようなことが大変なのか尋ねました。
【夏休み期間に子供を自宅で遊ばせる際に大変なこと】(関東・全国とも同順位・複数回答)
- ・第1位 子供が飽きてきてしまう (関東77.8%・全国75.4%)
- ・第2位 ものが増えて部屋が散らかる (関東41.0%・全国46.5%)
- ・第3位 片付けが大変 (関東40.2%・全国45.3%)
- ・第4位 工作など遊ぶための準備 (関東32.5%・全国30.6%)
結果を見てみると、子供が満足して過ごせるような配慮が大変と感じている方が最も多いものの、第2位・第3位は「片付け・整理整頓」に関する大変さであることがわかりました。子供が楽しく遊んだあと元に戻すのはどうしても大人である部分が多く、片付けてもあっという間にまた散らかるので片付けが追いつかないという声が多く見受けられました。
つまり、夏休み期間に子供を自宅で遊ばせることは、子供が良い状態で過ごせる大変さに加えて、子供の世話・相手に時間を割いて、子供のペースに合わせながらいつも通りの日常生活を維持していく大変さが大きく、中でも片付け・整理整頓による自宅環境の維持が大きな課題となっているようです。
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夏休み期間中は家の中が煩雑になっている気がする
夏休みは、一か月程度の長い期間、子供の安全を守りながら楽しく過ごせるように配慮し、子供への対応をしながら生活を維持していく、とても忙しく大変な時期であることがわかりました。
それを踏まえて、アンケートでは、夏休みに自宅内が煩雑になるように思うか尋ねました。
今回のアンケートでは夏休みに自宅内が煩雑になる/若干煩雑になると答えた方が合わせて半数強(関東55.7%・全国54.3%)でした。
内訳は
- ・煩雑になる:関東30.0%・全国30.5%
- ・若干煩雑になる:関東25.7%・全国23.8%
という結果でした。
関東の地域別では、夏休みに自宅内が煩雑になる/若干煩雑になると答えた方は神奈川県西部(71.4%)・埼玉県南部(70.6%)で特に高い割合でした。
“子供がいるのでなかなか掃除ができないし、片付けてもすぐまた散らかすから。また、子供の相手や家事が増えて片付ける余裕がなくなるから。”
(40代・専業主婦)
“子どもの在宅時間が長くなり、片付けよりも散らかるスピードが勝るから。”
(30代・主婦)
“あちこちから普段使わないものを出して遊び、次も使うからと仮置きしてしまうから。”
(40代・自営業)
“夏休み中に学校から持って帰ってくる物品も多いし、宿題や遊びで工作をしたりするとその置き場所に困る。子供達が絶えずいろいろ出して遊んでいるのでその都度片付けたりもできず家の中がぐちゃぐちゃになる。”
(40代・主婦)
自宅内のものを減らしたい・整理したいと感じる
子供と自宅で過ごす夏休みの大変さについて分析していくと、自宅がおもちゃなどさまざまなものであふれ、散らかってしまうこと・片付けや掃除が不十分になって悩んでいる方が多いことがわかりました。
そこでアンケートでは、自宅内のモノを減らしたい・整理したいと思っているか尋ねました。
自宅内のモノを減らしたい・整理したいと思う/若干思うと答えた方が合わせて約9割(関東90.7%・全国89.5%)でした。
内訳は
- ・自宅内のモノを減らしたい・整理したいと思う:関東57.9%・全国55.8%
- ・若干思う:関東32.9%・全国33.8%
という結果で、約6割の方が自宅内のモノを減らしたい・整理したいと思っており、若干思っている方も約3割を占めていました。
夏休みに子供と過ごすとどうしても使ったものが散らかりがちになったり、片付けが追いつかなくなりがちですが、自宅内を整理し、必要なものにしぼって「散らかりにくい環境」に整えたり、「子供が自分で片付けしやすい環境」に整えることで、片付いた状態を保ちやすくなります。しかしそれも、自宅で必要な荷物量に対応した収納スペースが十分にあってこそできることです。
もし、自宅で必要なものに対して収納スペース不足を感じる場合、トランクルームを利用するという方法もあります。
収納スペース不足改善のためにトランクルーム利用を考える場合には、
- ・屋内トランクタイプのトランクルームを活用することで自宅の収納スペースの延長として安心の保管環境で保管できる
- ・シーズンオフの衣類・寝具・家電や季節物の装飾(クリスマスツリー等)など、すぐに使わないものをトランクルームに保管することで自宅の収納スペースにゆとりを持つことができ、すぐ使うものを中心にすっきりと収納できる
- ・必要なサイズに合わせた収納スペースをトランクルームを使って増やすことができ、リーズナブルに収納スペースが確保できる
- ・ゆとりを持った収納により、整理整頓がしやすくなり、「モノを収納する定位置」を作ることで、必要なものが出し入れしやすく片付けが手早くできるようになって生活が快適になる
- ・「どこに何があるか家族みんながわかる収納環境」を整え、子供でも出し入れしやすい状態を心がけることで、子供自身も片付けをする習慣がつく
- ・子供が自宅で過ごすのに必要なものにしぼった配置による「散らかりにくい環境」と「片付けしやすい環境」を実現してみんなでこまめに片付けすれば、夏休み期間の大人の負担が大幅に軽減できる
というメリットがあります。
夏休みがもうすぐ始まる今の時期、散らかり放題の環境に嘆く前に、今年は「散らかりにくく片付けやすい環境づくり」を目指してみませんか。
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東京都足立区北千住駅周辺
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調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、夏休み期間の子供との過ごし方と悩みについてお話しました。
アンケート(関東)では、夏休みに子供を自宅で遊ばせる際に工夫していることがある方は約8割でした。おもちゃを用意したり、読書・テレビ・ビデオ・ゲームをしたり、夏休みならではの体験をしたりとさまざまな工夫がされており、そのために新しく買い足すものがある(あった)と答えた方は約7割でした。
夏休みに子供を自宅で遊ばせる大変さを感じている方は約9割にのぼり、子供を飽きさせないように配慮する大変さだけでなく、部屋が散らかることや片付けが大変と感じている方が多いことがわかりました。そして、自宅のモノを減らしたり整理整頓したいと思っている方は約9割でした。
散らかりにくく片付けやすい環境づくりには十分な収納スペースの確保が非常に大切であり、トランクルームの活用が便利です。散らかるたび片付けて疲弊する前に、今年は「散らかりにくく片付けやすい」自宅環境づくりをしてみませんか。
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調査対象:トランクルームユーザー調査
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調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査