コロナ禍によって自宅荷物が増えた人多数!収納の悩みは?
近年のコロナ禍は私たちの生活スタイルを大きく変えました。感染対策が必須となったばかりでなく、その一環として自宅にいる時間が増えました。テレワークや趣味等、家での過ごし方が変化したり、それに伴ってものが増えることも多いのではないでしょうか。今回はそんなコロナ禍での収納の悩みをアンケート調査しました。回答者の意見には、共感できるポイントや悩み解決の参考になるヒントが数多くありましたので、必見です!是非ご自身の状況と照らし合わせてご覧ください。
コロナ禍になって自宅の荷物は増えた?
アンケートでは始めに、コロナ禍の影響で回答者の自宅の荷物が増えたかを尋ねました。
コロナ禍がきっかけで自宅の荷物が増えた人は37.0%でした。約4割もの人に荷物量の変化があり、その背景に生活スタイルの変化があるようです。
どのようなものが増え、どんな生活スタイルの変化を反映しているかを詳しく掘り下げていきましょう。
増えたものはどんなもの?
コロナ禍で自宅の荷物が増えた際、具体的にどのような種類の荷物が増えたのでしょうか。
巣ごもり対策に食料・飲料・日用品を備蓄
第1位は「食品・飲料(29.1%)」第2位は「日用品(20.9%)」でした。外出自粛の日々の中で買い物にいく頻度を出来るだけ下げるため、食品・飲料(特に水)やトイレットペーパー等日用品の備蓄をする人が増えました。もちろんマスク・消毒液等の感染対策用品も日用品とともに備蓄されています。生きていくために必要なものではあるけれど、自宅の中で非常にかさばるものであるため、保管に苦労している人は多いようです。
おうち時間を充実させるためのものが増えた
第3位以降、常備するものを除く6項目は自宅で過ごす時間を充実させるグッズでした。
余暇に読む「書籍・マンガ」・快適に過ごすための「家具・家電」・子供が飽きないための「おもちゃ」・おうち時間に没頭するための「趣味関連の荷物」・ルームウェア等の「衣類・靴・バッグ」・運動不足解消とリフレッシュのための「屋内運動器具」がズラッと並びます。
また、自宅にいる時間についつい買ってしまった「ネット通販購入品」を挙げた人もいました。
なお「家具・家電」はテレワーク環境を作る影響も含まれています。
コロナ禍での自宅荷物の増加により収納スペースが足りなくなった
実に様々な種類のものがコロナ禍をきっかけに増えたことがわかりましたが、それらの荷物により収納スペースが足りないと感じている方はどれくらいいるのでしょうか。
24.5%、つまり約4人に1人がコロナ禍での荷物増加により収納スペースが狭くなったと答えました。コロナ禍で増えた荷物は食料備蓄をはじめ「かさばるもの・置いたままにしておくもの」が多いですから、収納スペースに占める割合が気になる人は多いでしょう。
ちなみに、物理的な荷物増加はもちろんのことですが、自宅にいる時間が増えて収納を見つめ直し、手狭だと気になってきたという心理的要因も大いにあるようです。
収納スペースを圧迫している主な荷物は?
収納スペースが狭く感じたという方に、さらに掘り下げて、収納スペースを圧迫していると感じる主な荷物は何か尋ねてみました。
すると、必ずしもコロナ禍で増えた荷物ではなく収納スペース全体を見渡して気になるものが浮かび上がってきました。
かさばる備蓄品の圧迫感が気になる
グラフから分かるように第1位の「日用品(25.5%)」第2位の「食品・飲料(24.5%)」が突出していました。1位・2位がコロナ禍で増えた荷物と逆転しましたが、これはトイレットペーパー・箱ティッシュ等がかさばる上にすぐは使い切れないこと、食料品がローリングストックとして「使いながら備蓄する」ことができることが要因のようです。
元からかさばっていたものが気になる
収納すべきものが増えたからこそ、それまでに場所を取ってきていたものが気になるようになった場合も頻繁にありました。
具体的には、数が多くシーズンオフのものも保管する「衣類・靴・バッグ」・これまで蓄積してきたお気に入りの「書籍・マンガ」・販売時の大きな箱で保管する方がパーツを無くさず管理しやすい「おもちゃ」・大きなものや長いものが多い「アウトドア用品」等は収納スペースに対する割合が気になってしまいやすいようです。
収納スペースを広くするために対策した?
続いて、収納スペースを広く確保するために何か対策をしたかを尋ねてみました。
収納スペースを確保するための対策をした人は24.5%
収納スペースを確保するための対策をした人は24.5%でした。コロナ禍で収納スペースが狭く感じた人の割合と偶然同じですが、その人たちが全て対策をした数字というわけではなく、狭く感じていない人でも対策をしている人が数多く見られました。(狭く感じた人でも特に対策をしていない人もいました。)
断捨離で対策する人が最多
対策の具体的な内容としては、断捨離をしてものを減らすことが基本という人が最も多く見られました。コロナ禍で自宅にいる時間が多いので、自分の持っている荷物を改めて見直して断捨離に時間をかけやすいという声も頻繁に聞かれました。
断捨離が苦手という方もいるかと思いますが、そんな時は「断捨離のルール作り」をしてみるのがおすすめです。アンケート回答者の実践したルールの例にはこんなものがありました。
【アンケートで見つけた断捨離のルール】
- 1年間で使用回数が3回未満の物は処分する
- 荷物量が収納スペースの7割を超えたら断捨離をする
- 使用しない記念品は取っておかず処分する
「断捨離をすることでルールを守る」という視点ならうまく実践できることがあるかもしれません。
収納物の見直しと収納スペースの見直し
現在の収納状態を見直すことで対策する人も多く見られました。その際、2つの観点からの見直しがありました。
【収納物の見直し】
こまめに整理整頓をすることから、大きなもの等の収納場所を配置換えすることでスペースがうまくいったという声がありました。
不用品を見つけたり、足りないスペースはどのくらいかを把握するためにも収納物の見直しが大切です。
【収納スペースの見直し】
家具を購入したりDIYで棚を作ったりして収納スペースを増やしたり、既存の収納スペースに仕切り等を作って機能性を高めるケースが多く見られました。足りなくなったら足していくとキリがなくなると感じるかもしれませんが、現在の生活に合った収納スペースの広さを確保するための追加や調整は必要なことです。
収納スペースの不足を機にトランクルームについて調べてみたか
現在の生活に合った収納スペースの話が出ましたが、その確保のためにトランクルームの利用という対処法を調べて検討した人はどのくらいいるのでしょうか。
トランクルームについて調べた人は6.8%
トランクルームについて調べた人は6.8%でした。困っていたとしても自宅でなんとかしようとする人やトランクルームまで考えがいかない人は多いようです。
では、トランクルームについて調べた人の中で実際使った人はどれくらいでしょうか。
トランクルームを実際に利用した人は18.5%
トランクルームを使った人の意見
ここでは、実際にトランクルームを利用した方の声をご紹介します。
“使わない荷物を家から出せるので、少しでも家の荷物が減った事がメリットです。”
(30代・専業主婦)
“元々収納場所がないですが、預けた物の分スッキリします。利用の部分では、(荷物運搬サービスを利用することで)荷物を預ける、戻すが自宅で済むので、助かります。”
(50代・パート)
“自宅がマンションなので収納スペースが少ないので、仕事で使う道具やキャンプ用品などを収納するのに大変役立っています。”
(50代・自営業)
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、コロナ禍での収納の課題とトランクルームの活用についてお話しました。
外出自粛から自宅での時間が増えて、収納について大きな影響が出ていることがおわかりいただけたかと思います。備蓄品や自宅での時間を充実させるための荷物は増えましたが、家にある荷物や収納スペースについてもう一度振り返り、より快適な収納へと変化させるきっかけにもなっています。
最適な収納は生活の質を高めます。収納を充実させる手段として、収納ピットのトランクルームがお役に立てれば幸いです。
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以前の調査ではコロナ禍におけるトランクルームの使い方の変化について特集しています。こちらも是非ご覧ください。
【トランクルームに関するアンケート】コロナ禍におけるトランクルームの使い方の変化
トランクルームを利用し始めたユーザーはどんなきっかけでトランクルームを使い始めたのでしょうか。
トランクルームを利用し始めたきっかけとは?アンケートからユーザーの本音を探ろう!
運搬が大変な荷物の搬入・搬出も安心な「お荷物運搬サービス」について、アンケートを交えて特集していますので是非ご覧ください。
アンケートで判明!幅広いユーザーのニーズに応えられるのは「荷物運搬サービス」
トランクルームを利用するイメージがわかない方、トランクルームユーザーの活用方法をぜひご覧ください。
【トランクルームに関するアンケート】アンケートで発見!トランクルームを快適・便利に活用する賢い使い方
【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年1月20日から1月24日までの5日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ