冬の寝具はどこにしまう?大きい寝具の収納悩み調査
春から初夏へと向かう中、夜も暖かい日が増え、日によっては寝汗をかく夜も増えてきましたね。そろそろ、冬用の寝具の片付けをしようと考えている方も多いのではないでしょうか。今回のアンケートでは、回答者の方々がどのようなタイプの冬の寝具を使い、どう収納しているかについて調査しました。大きくかさばりやすい寝具を収納する上での悩みや、その悩みの解決方法を探っていきましょう。
寒い冬に寝具は何を使っている?
アンケートでは始めに、寒い冬の季節にどんな寝具をメインに利用しているかをを尋ねました。
今回のアンケートでは、冬用の寝具として羽毛布団を使っていると答えた方は69.6%でした。つまり、ふわふわと空気を含んであたたかい羽毛布団が約7割の方に支持されています。他にも、ポリエステル綿の掛け布団等、しっかりとした厚みのある寝具を利用していることがわかりました。
羽毛布団等に特に言えることですが、シーズンオフに柔らかくふんわりとした風合いを保ちながら保管するとどうしても場所をとってしまいがちになることに注目して、アンケートの分析を進めていきましょう。
毛布も一緒に使う人が多数!
羽毛布団の掛け布団で冬の夜の暖を取る方が多いことが分かりましたが、寒さが厳しい夜等、その掛け布団1枚だけでは心もとない日も多いと言えるでしょう。次の質問では、冬用のメインとなる寝具と合わせて毛布等を利用しているかを尋ねました。
冬用のメインとなる寝具とともに毛布等を利用しているという方は74.4%にのぼりました。
羽毛布団の掛け布団の場合、肌に触れることで体温を感知してふくらんで保温性が高まるため、掛け布団の上に毛布をかけることであたたかさを感じやすく、体温の暖かさが逃げなくなります。羽毛布団以外では、掛け布団と体の間に毛布をかけると良いそうです。
どちらにしても、毛布がプラスされることでよりあたたかく寝られるといえます。寒さが厳しいことが多い日本の冬には、やはり毛布等の利用が適していると言えそうです。
掛け布団・毛布以外で使っている冬用寝具はある?
掛け布団と毛布をかけて眠るのが冬の基本となっている方が多いようですが、寒い冬の夜をさらに温かくするために他の冬用寝具を使っている方はどのくらいいるのでしょうか。具体的な種類も併せて尋ねてみました。
掛け布団・毛布以外に冬用の寝具を他にも利用していると答えた方は16.9%でした。
寒い夜を暖かく過ごすために、具体的にどんな冬用寝具が使用されているのでしょうか。
敷パッドが4割弱で人気
基本プラスアルファの寝具として一番人気が高かったのは敷パッドで、36.7%でした。敷布団側の肌に当たる部分の風合いが柔らかく暖かいものになると非常に暖かく感じられ、寒い日の床から感じられる冷えた空気の感覚が軽減できます。冬用シーツ(10.0%)や冬用枕カバー(3.3%)も、肌に当たる部分の風合いを冬らしい暖かさの生地にするという点では共通しているといえるでしょう。
掛け布団・毛布に重ねがけするアイテムを活用
温かい温度にしてくれる電気毛布(23.3%)、通気性が良く、かけると暖かさが増すタオルケット(11.7%)、体全体にかけるのは暑いが、冷えるヒザ等をピンポイントに温めるブランケット(6.7%)等、冬の基本の寝具にプラスしてより温かい環境にしている方も多くいらっしゃいました。日によって変動のある夜の気温を調整する個々人の工夫が感じられます。
冬物寝具の収納はどうやっている?
冬の夜を快適に過ごすために多くの寝具が使われていることがわかりましたが、それらのシーズンオフの収納事情はどうなっているのでしょうか。まずは冬の寝具をどのようにして収納しているのかを尋ねました。
圧縮袋に入れて押し入れに収納する方法が人気
アンケートでは、圧縮袋または布団専用のカバー・収納袋にしまった上で押し入れやクローゼットに入れる方法が定番でした。
分厚い布団なので圧縮して収納する場合が多く見られましたが、圧縮による寝具の劣化や風合いの変化を気にして圧縮を避けているという方も多いようでした。
収納しきれないことや年中出している場合も
冬用の寝具はかさばりがちで、しかも家族の人数が多い時等は特に、収納場所にしまい切れないケースや、寝床にたたんで置いておく・年中使い続けるというケースも一定数見られました。
アンケートでは、押し入れに押し込んで収納して扉が閉められないというエピソードや、家族全員分は一箇所にはまとめられないという声も聞こえてきました。
冬の寝具収納の悩みとは?
冬の寝具の収納方法を見ていくだけでも各家庭の苦労が一部にじみ出てきていますが、全体として、冬物寝具の収納の悩みを抱えている方はどれほどいるのでしょうか。
全体の約4割(37.7%)の方が冬物寝具の収納に悩みを抱えていると答えました。毎年収納してある程度定位置があるはずなのに、それでも悩んでいるということは冬物寝具の収納がいかに大変なことが多いかを表していると言えそうです。
具体的にはどのような悩みがあるのでしょうか。
収納スペースを圧迫・かさばるの2つが突出
アンケートで特に多かったのが第1位「収納スペースを圧迫(57.5%)」と第2位「かさばる(56.0%)」の2つが突出していました。
「収納スペースが布団で埋まってしまう」「収納スペースに無理やり押し込む」という表現をする方がよく見られるほど、冬物の寝具はかさばって収納スペースの多くを占め、使わない時期にも邪魔になってしまう現実があるようです。
冬物の寝具だからこそのお手入れの大変さ
厚い・大きい・重い・湿気を吸いやすいという冬物の寝具ならではの性質により、お手入れがとても大変になることも大きな悩みの要素となっているようです。
具体的には、防虫・防カビ・汚れ防止等の衛生管理、その前提となる洗濯の大変さ、分厚いからこその圧縮の必要性と圧縮作業の大変さを挙げる方が多く見られました。圧縮しても場所を取ると嘆く方も多く見られました。
さらに、単純な出し入れだけでも重労働で、ご高齢の方や体調が思わしくない方には非常に大きな負担となっているようです。
冬用寝具以外にも寝具の収納にはスペースが必要!
冬物の寝具が使われている間は夏に使っていた寝具等を収納スペースに収納する場合が多いと考えられますが、寝具の収納には季節問わず収納スペースが必要と感じるかどうか、その割合を調べました。
寝具の収納には季節問わず収納スペースが必要と答えた方は84.8%でした。
夏物等の寝具であっても大きくて収納場所を取り、家族の人数が多い場合等は特に、かさばる状態になりがちです。
また、冬物の寝具をしまえる場所を春の時点で空けておけるように、冬の間も収納場所を他の荷物で埋めないように気をつける必要があることも非常に重要なポイントです。
つまり、冬の間、冬物寝具の収納場所が空いていても、他の用途に自由に使えるわけではないのです。
かさばる寝具等をトランクルームに預けるのはどう思う?
季節を問わず、寝具類が自宅の収納スペースを圧迫しているなら、トランクルームを利用するという方法があります。この方法を回答者の方々はどう考えているのでしょうか。
良いアイデアだと考えるが保管環境が不安
トランクルームを利用することについて、良いアイデアだと感じた方は33.5%で第1位でした。ただし、湿度管理や防虫・防カビ等の保管環境が気になる(20.3%)と答えた方が多く見られました。
ただし回答者の中には屋外コンテナタイプのトランクルームを前提に話している方が多い状況であり、屋内トランクタイプの部屋の利用や空調管理等、実際のサービスを知って選ぶことで解消される場合も多くあると言えるでしょう。
荷物の出し入れや運搬がネックに
重い寝具を自宅から離れたところに置くことで荷物の出し入れが面倒(20.0%)と答えた方が多く、急に肌寒くなった場合等、必要な時すぐに出せるか不安(5.6%)という懸念も浮かび上がりました。
このことについては、お荷物運搬サービスを利用することで、自宅にいながら特定の荷物をトランクルームから取り出し自宅まで運搬してもらうよう依頼できます。もちろん、自宅からトランクルームに運んで収納したいものをお荷物運搬サービスで作業依頼することもできます。
このように、トランクルームでは様々なサービスやキャンペーンが展開されており、気になるポイントの大部分を解決することができます。
自宅の収納スペースが圧迫されているのが気になっている場合、まずはトランクルームのサービスを知ってみることからはじめてみるのはいかがでしょうか。
トランクルームを利用している人の感想
実際にトランクルームを利用して荷物を保管し、自宅のスペースを有効活用している方はどれくらいいるのでしょうか。
トランクルームを実際に利用した人はわずか0.8%でした。気になっていてもサービスを詳しく知らなかったり、保管環境等の不安要素やコストが気になって実際に利用まではしていないという人が非常に多いといえます。しかし、寝具の収納ではありませんが、実際にトランクルームを便利に活用してゆとりある生活を過ごしている方がいらっしゃいました。
ここでは、実際にトランクルームを利用した方の声の一例をご紹介します。
“自宅がマンションなので仕事の道具などの置き場所がなかったのでとても助かっております。”
(50代・自営業)
“トランクルームに書籍をおいています”
(50代・自営業)
このように、自宅に置いてあると場所を取ってしまうものをトランクルームに移すことで生活スペースを広々ととることができ、毎日の生活がぐんと快適になります。
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、冬物の寝具について、収納・トランクルームの活用を含めてお話しました。
冬物の寝具は分厚く大きく、シーズンオフに収納スペースを大幅に圧迫してしまいがちです。他のものの出し入れが難しく邪魔になるばかりでなく、冬物の寝具を使っている冬場の間にさえ、季節が移ったらまた戻して収納できるよう場所を確保しておく必要があります。
トランクルームを上手に使うことで、自宅の収納スペースの使い方をより自由度が高い状態にでき、自宅の生活スペースも広々とさせることができます。保管環境や荷物運搬に関するサービスも充実しているので、預けるものの品質劣化や荷物出し入れの大変さ等の懸念点もカバーできる場合が多いと言えます。
あなたもぜひ、もっとゆとりのある生活を過ごせるように、トランクルームを気軽に検討してみてはいかがでしょうか。
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【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:350サンプル
回答期間:2022年3月25日から3月28日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ