海外転勤が決まって準備したこと調査!荷物の保管はどうしたか?

2022.05.10

あなたの職場では海外転勤の可能性がありますか。また、知り合いに海外転勤をした方はいますか。重要な仕事を任せられる栄転である場合が多いとはいえども、日本を離れての引越しを伴い、大変なことが多いものです。そこで今回は、アンケートをもとに、海外転勤における引越しについて掘り下げます。辞令が出てからの準備期間から、引越し時の荷物に関する対処法のアイデアまで、知っておくと役立つ情報をまとめましたので是非ご覧ください。

海外転勤の内示はいつ出た?

アンケートでは始めに、海外転勤の内示はいつ出たかを尋ねました。

第1位は3ヶ月前(32.0%)という結果になりました。第2位は2ヶ月前(19.0%)であり、内示から3ヶ月以内だった方を合わせると6割になることが分かりました。海外渡航の手続きや引越し等大変なことが多いにも関わらず、内示から短期間で

準備しなければならなかった方が多い状況でした。

とはいえ、過去の調査で、国内転勤の場合は1ヶ月未満の内示が約5割(51.5%)であったことを考えると、海外転勤に伴う作業や手続きが時間のかかる大変なものであることがわかります。

一方で、海外転勤の内示が半年かそれ以上前であった方も約3割(28.0%)で、職場や状況によって大きく異なることが分かりました。

海外転勤の期間は?

続いて、海外転勤での滞在・勤務の期間について尋ねました。

海外転勤期間で最も多かったのは1年〜5年未満で、45.0%を占めました。全体として、年単位での長期にわたる海外転勤は約6割(58.0%)に上りました。

一方で、1年未満の短期の海外転勤になる方も約4割(42.0%)であり、賃貸の場合等は自宅を退去する必要はある程度だけれど、すぐ戻ってくるという状況も多々あることがわかりました。

それまで住んでいた日本の家はどうした?

海外転勤の期間は日本を離れることになりますが、それまで住んでいた日本の家はどのようにした方が多いのでしょうか。アンケートで尋ねてみました。

最も多く意見が挙がったのは賃貸だった解約した(60.0%)でした。

持ち家を貸した方と合わせて、住んでいた家から完全に引き払わなければならなかった方は約7割(68.0%)でした。

つまり、持っていた家財や荷物をそれまでの家から出さなければならなかった方が大多数だったわけですが、海外に行く際、それらの荷物はどう対処したのでしょうか。

家具・家電等の家に置いていたものは全て持っていった?

海外転勤時の引越しに際し、家に置いていた家財や荷物を全て海外に持って行った方はどの程度いるのでしょうか。

海外転勤の引越しに家の家財・荷物を全て持っていけた方はわずか5.0%にとどまりました。船便や飛行機便での大掛かりな引越しになることもあり、国内引越しのようにはなかなかいかず、全ての荷物はなかなか持っていけないのが現実のようです。

つまり、約7割は家を完全に引き払い、荷物を持っていけた方はわずか5%ということは、ほとんどの方がそれまでの自宅の荷物を処分・譲渡等何らかの対処をしたということが分かりました。

置いていった家具等はどうした?

転勤前に住んでいた住居の荷物について、引越し先に持っていけなかったものはどのように対処したのでしょうか。

場所を確保して保管した方が多数

一番多かったのは保管しておいた(62.1%)でした。

持ち家の方はそのまま自宅に家具等を置いて行った場合が多く、社宅の場合にも会社の配慮で家をそのままにしておくことが多いようでした。また、家具等を含めた荷物をそのまま置いておきたいがために賃貸でも契約し続けたケースもよく見受けられました。

賃貸を解約する等で自宅を引き払った場合、保管場所の大部分は実家に荷物を置かせてもらったというケースでした。一部、友人・知人宅に置かせてもらった場合もあったようです。

また、トランクルームのサービスを利用して転勤期間の家財を預けている方もいらっしゃいました。

廃棄・譲渡・売却が約3割ずつ

保管できる場所がない場合や、引越しを機に荷物整理をした方等は、廃棄した(33.7%)・知人等に譲った(32.6%)・リサイクルショップ等で売った(29.5%)となり、それぞれ約3割ずつとなりました。

中には、買って間もない家電が多かったのに手放さなければならなかったという場合も散見され、まだ使えるのに廃棄するしかできないことも多々あるようでした。

もちろん、どの方法でも、手放した場合は帰国後の生活で買い直す必要があり、出費がかさみ手間もかかったという状況があるようです。

廃棄・譲渡・売却ともに手間がかかりお金がかかる場合も

海外では電気の仕様等で利用できない家電や、海外輸送が大変な家具等は、国内で廃棄をするにも手間やお金がかかります

例えば、自治体の粗大ゴミや不用品回収業者等に依頼するケースが多く、有料回収になることもよくあります。

また、回収依頼の予約が思うように取れなかったり、一度に出せる点数の制限が設けられていることもあります。近年はコロナ禍でさらに予約が困難な状況になっている傾向もあるようです。

もちろん、譲渡や売却も、譲る相手や売却するお店を探すのに手間がかかり、渡すときや売る際の回収にも日程の調整が必要になってきます

内示から3ヶ月以内の海外転勤が半数を超える状況の中で、限られた時間の間にこれらの手間が取られることは、なかなか重い負担であり、譲渡や売却のための時間が取れなくなってとにかく処分するしかなくなったという不本意な状況になることもよくあるパターンであるようです。

置いていく家具等の保管先に困ることも多い

さて、引越し先に持っていけなかった家具・家電等の家財や荷物は、場所を確保して保管した方が最も多いという結果になりましたが、その保管場所を見つけるのが大変だったという方はどのくらいいらっしゃったのでしょうか。

日本に置いていく家財や荷物等の保管場所に悩んだと答えた方は25.4%で、4人に1人は良い保管場所が見つからず困ったと答えました。

なお、この割合は、最終的に保管できた方に聞いたものなので、結局保管場所が見つからず廃棄・譲渡・売却した方を含めると、悩んだ方はもっと多いと言えます。

例えば、賃貸を引き払うが実家もマンション暮らしで荷物を保管してもらえる場所がないというケース等、預けたくても預けられる場所がなかなか見つからず困ることはよくあることなのです。

4人に1人が保管先としてトランクルームを検討

今回、全ての家具等を転勤先に持っていかず、国内で保管することを選んだ方について、どれほどの割合の方がトランクルームの利用を検討したのでしょうか。

日本に置いていく家財や荷物等の保管場所としてトランクルームを検討した方は25.4%でした。

(保管先に悩んだ方と偶然同じ数値ですが、はいと答えた方は異なります。)

日本での住居を引き払ったり、不在の間他の方に貸したりする場合に、トランクルームを活用して家財・荷物を保管し、帰国後にトランクルームから取り出して利用するという方法が効率的で便利です。

まだ使える家具や家電、大切にしているけれど多くて持っていけない衣服等を処分することなく、帰国後にそのまま活用できるだけでなく、賃貸の家を借り続けるよりもコストがかからないので経済的です。

保管環境にも配慮してあるトランクルームは、施錠保管や防犯カメラ等の安全対策も万全で、長期不在にも安心して大切な荷物を預けられます

持っていけない荷物の保管先としてトランクルームの利用をどう思う?

海外転勤先に持って行くことができない家具等の保管場所としてトランクルームを活用することについて、アンケート回答者はどのような印象を持っているのでしょうか。メリットやデメリットについての意見を尋ねました。

74%がトランクルーム利用の有効性を評価

約7割(74.0%)の方が、持っていかない家具等の保管場所としてトランクルームの利用を良いアイデアだと評価していました。荷物の保管場所がない場合に良い(18.0%)・便利に使える(11.0%)という意見が多く挙がりました。

また、トランクルームが特に役立つ条件としては、期間が短い・帰国後同じ地域に戻る・価値のある品物を保管する場合(それぞれ6.0%)という意見が多くみられました。

実際に利用してみた(5.0%)・その頃手近にあったら利用したかった、今後利用してみたい(4.0%)と明記された回答も見られ、海外転勤時の荷物保管時にトランクルームを活用することは、なじみがある選択肢になってきていることがわかりました。

お金の問題さえクリアできれば使いたいという方が多い

トランクルームの利用をあまり前向きに捉えていなかった、もしくは、本当は使ってみたいが気になることがあるという方々のほとんどは、お金がかかる(18.0%)からできない、使いたいけれど料金が安くあってほしい(9.0%)という費用の問題を気にしていました。

特に、期間が決まっていない場合や長期期間の海外転勤になる場合、日本でトランクルームの利用料がかかり続けることが気になるという意見がよく見られました。

また、海外にいる長期期間トランクルームの中が確認できないことで保管環境が気になる(6.0%)という意見がありました。

料金や保管環境のことをはじめ、不安なことがある場合はお店でご相談いただければ問題が解消したり不安が軽減されるはずです。具体的には、キャンペーンや荷物量に応じた部屋の選定により費用をぐんと抑えたり、保管環境の仕様や現地の様子をインターネット及び現地内覧にてご確認いただくことが可能です。

転勤時・帰国時ともスムーズにサポートするお荷物運搬サービス

今回、少数意見ではありますが、トランクルームへの荷物の運び込みが面倒という声や、前述したように、帰国後同じ地域に戻る場合によいという声がありました。

しかしこれらは、お荷物運搬サービスの活用により状況が大きく変わってきます。

お荷物運搬サービスでは、自宅にいながら、荷物のトランクルームへの運搬と荷物の運び込みをプロに依頼でき、同様に荷物の運び出しと配送(全国どこでも指定可能)も任せられます。

つまり、トランクルームの荷物搬入・搬出を全てプロのスタッフが行い、帰国後の新居にお届けできます

海外転勤時の荷物保管における負担を大幅に軽減できるサービスですので是非ご活用ください。

User’s Voice

“海外赴任の際トランクルームを利用しました。赴任前の住居が賃貸などで、家財道具を保管する場所がなければトランクルームでの保管が安心だと思います。親戚の家などに預けると、赴任が長期化した場合に気まずくなったり紛失される恐れもあるので、トランクルームの方が割り切って預けられると思います。”
(40代・主婦)

“会社規定のトランクルームに預けましたが、最新の冷蔵庫や洗濯機を購入したばかりだったので捨てるのは非常に勿体なかったので助かりました。その他思い入れのある収納棚や机など、転勤先は家具も備え付けの為不要だったこともあり、預けられる場所があるのは嬉しいです。”
(30代・メーカー営業職)

“利用できる状況でしたら、利用するべきだと思います。実家に(荷物を)保管しましたが、勤務先によっては会社側がトランクルームを契約して準備してくれるところもあると聞き大変羨ましいと思います。個人的には転勤などでやむを得ない場合は会社側がトランクルームなどの負担をするのが一般的であってほしいと思います。”
(30代・会社員)

 

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:100サンプル
回答期間:2022年4月22日から4月26日までの5日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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