自宅の暑さ対策!すだれや遮熱カーテンの活用と収納の悩み

2022.07.07

暑い夏がやってきました。自宅で過ごすだけでも暑さは気になるもので、時につらく、不快に感じる時も多いものです。エアコン等で涼しくしても、電気代が気になって、少しでも節約しようとする方も多いでしょう。しかし近年は屋内での熱中症の多さも深刻と言われ、暑さ対策は命を守る重要なトピックとしても盛んに話題になっています。そこで今回は、自宅での暑さ対策の実態と工夫をはじめ、夏が終わっても役に立つ、暑さ対策グッズの収納アイデアもまとめましたので是非ご覧ください。

自宅の暑さ対策はしている?

今回、自宅での暑さ対策の実態についてアンケートを行いました。アンケートでは始めに、回答者が自宅の暑さ対策を行っているかを尋ねました。

今回の調査では、自宅で暑さ対策をしていると答えた方は65.8%という結果になりました。

さらに、暑さ対策をしていないと答えた方の状況を掘り下げました。現在は暑さ対策をしていないが暑さ対策をしたいと思っている方は全体の30.0%であり、暑さ対策は必要ないと考えている方は4.3%でした。

全国各地の方にアンケートをしましたが、6割以上が暑さ対策をし、暑さ対策の必要がある状況にいる方は9割を大きく超えることが分かりました。

実際にやっている暑さ対策

続いて、暑さ対策をやっていると答えた方に、具体的な暑さ対策の内容を尋ねてみました。

日光を防ぐ対策が最優先

最も多く挙がったのは日光を防ぐ対策(47.1%)でした。暑さを和らげるために、まずは照りつける日差しをできるだけ防ぐ対策を心がけている方が多く見られました。

日光を遮ることにより直接的に暑さを緩和させるだけでなく、間接的には部屋の気温上昇をできるだけ抑えて冷房効率を少しでもよくするという狙いのための対策でもあるようです。

具体的には、すだれ(18.3%)をかける、遮光カーテン(16.0%)及び遮熱カーテン(13.7%)を使う、ベランダや窓等に日除け・ひさし(14.1%)をつける、ゴーヤ・きゅうり等のつる性植物を栽培して、いわゆる緑のカーテン(3.8%)を作る等が挙がりました。また、窓に貼り付けるタイプの日除け・紫外線防止シートも人気が高いようです。

空気を循環させて熱気がたまるのを防ぐ

2番目に多く挙がったのは空気を循環させる対策(29.7%)でした。風通しをよくしたり、空気の流れを作って、日なた等に熱がこもるのを防ぎ、室温をできるだけ均一にする対策です。

この対策は、空気を循環させる上で風を送ることを伴う場合が多く、風に当たって涼む暑さ対策を兼ねている場合もあります。

具体的には、扇風機(29.7%)サーキュレーター(28.1%)を使った空気の循環が主で、エアコンをつけていない時等に窓を開ける(3.8%)という声もありました。

近年の温暖化と猛暑により、エアコン(27.8%)も必需品となってきています。エアコンや扇風機を暑さ対策(の工夫)と捉えずアンケートにおいて表面化していない方がいる可能性を考えると、これら2つはやはり暑さ対策の主となる道具と言えそうです。

ちなみに、エアコンの冷気を効率的に循環させて部屋に行き渡らせるべく、同じ部屋でのエアコンとサーキュレーターの併用(5.7%)エアコンと扇風機の併用(3.0%)を心がけている方も見られました。暑いと安易にエアコンの設定温度を下げる前に、冷気を部屋に均一に行き渡らせることで解消される場合もあるため、暑さ対策だけでなく、エコにもつながると言えそうです。

暑さ対策に専用グッズは不可欠

さまざまな暑さ対策があることがわかりましたが、道具・グッズを使った対策が多いように感じられます。実際のところ、道具やグッズを活用した暑さ対策になっている方はどのくらいの割合なのでしょうか。

なんと97.7%の方が、暑さ対策のために使用しているものがあると答えました。

日光を遮る・空気を循環させる・冷やす等様々な暑さ対策がありますが、具体的にどんなものを使うことが多いのでしょうか。

暑さ対策で活用しているグッズ

アンケートでは、暑さ対策で使用しているもの(グッズ・道具)は具体的に何かを聞いてみました。

風を送る扇風機とサーキュレーター

第1位は扇風機(31.1%)でした。家の全ての部屋にエアコンをつけるのはなかなか難しいのが現実ですが、そんな時にも気軽に涼を感じられるのが扇風機です。家に複数台ある方も多いのではないでしょうか。

風にあたるだけでなく、熱気がたまるのを防ぎ空気を循環させる上でも扇風機が役立ちます。エアコンのある部屋でもあえて扇風機をつけて設定温度をできるだけ下げずに済ませたり、室内での気温差を解消している方も多いようです。

空気の循環に特化したサーキュレーター(30.7%)も人気です。ジメジメした日本の夏の湿気・換気対策にもサーキュレーターが役に立ちます。

ニーズに応じた豊富な日除けグッズ

第4位から第7位までは全て日光を防ぐためのグッズでした。すだれ(21.0%)遮光カーテン(16.3%)及び遮熱カーテン(14.4%)、さまざまな形状の日除け・ひさし(14.8%)が利用されていることがわかり、各家の形状やニーズに合った日除け対策が選ばれていることがわかりました。

すぐそばで「ひんやり」を感じるグッズ

ここまでは「部屋を涼しくする対策」でしたが「各個人が涼しさを感じるためのグッズ」を活用しているケースも多いようです。

具体的には、使った時に肌に触れる部分がひんやりする涼感寝具(5.4%)涼感マット(3.5%)、首にかけたり、肌に巻きつけたり握ったりする保冷タオル(3.9%)保冷剤(1.6%)を使っている例が多く見られました。

また、自宅内でも携帯扇風機(3.5%)を使って涼しい状態を保つという方法も見られ、くつろぐ時間はもちろん、料理や掃除等の家事をする際の暑さを緩和し、室内での熱中症対策にしている方が多いようです。

暑さ対策グッズは夏以外にも使える?

さまざまな用途の暑さ対策グッズが挙がりました。まとめてみると、大型のものか、逆に細々としたものが多い傾向にあり、さらに、夏が終わると使えないものも多く感じますが、実際、これらの暑さ対策グッズは夏しか使えないものが多いのでしょうか。

暑さ対策で使用しているものは夏にしか使用できないと答えた方は37.4%でした。約4割の方の暑さ対策グッズは、シーズンオフには利用できず、どこかに収納しておく必要が出てくると想定されます。

そこで、暑さ対策グッズのシーズンオフ時の収納についても考えていきましょう。

暑さ対策グッズの収納スペースは場所を取る

約4割の方が夏にしか使えない暑さ対策グッズを利用していますが、シーズンオフの際、それらのグッズは収納スペースにおいて場所をとっているのでしょうか。

暑さ対策グッズがシーズンオフ等に収納スペースで場所をとってしまっていると答えた方は34.8%でした。3人に1人以上の割合で、暑さ対策グッズが収納スペースを圧迫していると感じていることになります。

実際、扇風機・サーキュレーターや日除けグッズ、涼感寝具等の大ぶりなものは特に収納スペースを圧迫していると予想され、保冷タオルや保冷剤、携帯扇風機等の細々したものも、きれいに収納するのはなかなか厄介な場合もあるでしょう。

そしてもう一つ注目しておきたいのは、次の夏が来るまで全く使わないことがほとんどであり、使わない間も収納スペースをずっと占有し続ける点です。その間には秋冬・そして春夏への衣替えもあり、季節の行事も数多くあるので、次の夏には暑さ対策グッズが奥に入り込んでしまいがちという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな悩みの解決策となるかもしれないのが、トランクルームの活用です。

夏季限定の暑さ対策グッズをトランクルームに預けるという選択

シーズンオフの間収納スペースを占有してしまう暑さ対策グッズの保管にトランクルームを使えば、収納スペースにゆとりができ、その分他のものを収納することもできて部屋がすっきりと片付きます

また、自宅で暑さ対策グッズが季節とともに収納スペースの奥に入り込んでしまうことも、トランクルームを使うことで回避でき、必要な時にサッと取り出して使うことが可能です。

収納場所を取るからと買い渋っていた暑さ対策グッズを買うことができる場合もあるかもしれません。

暑さ対策を十分に行いながら、シーズンオフの収納も負担にならないのがトランクルーム活用の大きな利点と言えるでしょう。

今回のアンケートでも、暑さ対策グッズのシーズンオフの収納とトランクルームの活用について、回答者の意識を調査しました。まずは、暑さ対策で使用しているものについて、使わない季節にトランクルームに収納しておくことをどう思うか尋ねてみました。

暑さ対策グッズをトランクルームに預ける選択肢を「あり」と答えた方は44.8%でした。半数弱の方がトランクルームに預けることにメリットを感じているようです。

暑さ対策グッズがシーズンオフの収納スペースを圧迫していることが気になっている方だけでなく、困ってはいないけれど、そのスペースが空くとスッキリして便利と感じている方も多いということがわかる結果だと言えるでしょう。

しかし、暑さ対策グッズが収納場所を取り続けていてもトランクルームには預けないと考える方も多いと考えられます。その理由は何でしょうか。トランクルームだから預けたくないと考える方はいるのでしょうか。

その思いを探るべく、回答者のトランクルームに対するイメージを掘り下げていきます。

みんなが抱くトランクルームのイメージ

アンケートでは、回答者がトランクルームに対しどのようなイメージを持っているのかを尋ねました。

プラスイメージになっているポイント

今回トランクルームの活用を考えるきっかけとなった「シーズンオフのものの収納に良い(4.5%)」に加えて、様々なメリットを踏まえて便利(15.8%)という意見が多数挙がりました。

具体的には、これも暑さ対策グッズの収納にも通じますが、使用頻度が少ない品物を保管(11.0%)できる点や自宅保管が難しい荷物を保管(10.3%)できる点で便利という意見が集まりました。

自宅保管が難しい荷物の保管については、例えば大きな日除け・ひさし等をしまうのに高さを確保するのが難しい場合等、大きくてサイズが入らない場合や、場所が取れず収納スペースに入らない場合等さまざまな事情で自宅に保管できない際に、トランクルームなら広さ・高さを確保できるという意見が多くありました。

自宅の収納スペースが足りない場合に自宅収納代わりに使える(8.8%)という声も多く、足りない収納スペースを補う有効な手段として認識されていることがわかりました。収納に余裕をもたらしてくれることで趣味の荷物の保管に良い(3.8%)という意見もありました。

マイナスイメージを持っている方の方が多い現実

今回の調査では、残念ながらマイナスイメージを持っている方のほうが多く、最も割合が高かったのはお金がかかる(28.3%)でした。また、実際は知らないが値段高そうというイメージも根強いようでした。

次いで、自宅外の知らない場所に荷物を保管するということで、保管環境の状態が気になる(12.3%)という意見も多く、家から離れているので荷物の出し入れが大変(11.5%)なことがネックとなっているという方が多いようでした。

保管環境については、湿度・温度・清潔感・セキュリティについて心配する声が多く、そのうち多くの割合で「トランクルーム=屋外コンテナのイメージ(7.3%)」だから保管環境を整えづらいのではという考えが見られました。

さらに「トランクルームは自分には縁がない」と考えている方も一定数見られ、あくまで家・収納スペースの狭い方が対象(4.3%)荷物が多い人向け(3.5%)であるため自分は使わないと考える傾向が見られました。そこには、自宅で使える収納に納めきれないものを持つことは恥ずかしいことという考えも散見されました。

まとめると、トランクルームはあくまで収納の余裕がない場合の選択肢であって、収納の余裕に関わらず自宅の収納環境をより良く効率的にするために利用すると考える方が少ない傾向があり、その理由のほとんどは利用料金と運搬の手間に集約されるようです。

さらに気になるポイントは、実際にトランクルームをあまり知らないまま、イメージを判断材料にして利用しないと考えている方がかなり多いことでした。

トランクルームのサービスを見てみた感想を教えて!

今回のアンケートでは、回答者が実際にトランクルームのサービスの情報を提供して、従来のイメージ・判断と変化があるのかを尋ねてみました。やはり、ほとんどの方が元々持っていたイメージと大きく異なっていたようです。

さまざまな意見がある中で、驚くべきことに、回答の上位がプラスイメージの意見で埋まりました。

中でも第1位だったのは荷物運搬サービスが魅力的(20.5%)という意見でした。これは、トランクルーム利用のネックとなっていた荷物の出し入れが大変というポイントの解決策となっています。

収納ピットのお荷物運搬サービスでは、自宅にいながらにして、自宅とトランクルーム間の荷物運搬とトランクルームでの搬入・取り出し作業を依頼することが可能です。しかも、年中無休で24時間いつでも依頼でき、最短3日後には作業実施可能なので、欲しい時すぐに使うことが可能です。

他にも、スマホ申込等手続きが簡単(13.0%)なこと、管理が手厚い(11.0%)こと、大きいトランクルームだけだと思っていたら部屋のタイプが豊富(10.5%)でニーズに合うものが選べそうなこと、屋内タイプが魅力的(8.3%)清潔感がある(9.5%)、換気や湿度管理等の保管環境が整っている(9.3%)等、従来のイメージとは異なり明るくきれいな印象で持っていたイメージより進化した(10.5%)という意見が多く集まりました。

そして一番のネックであった利用料金についても、思ったより料金が安い(7.0%)と感じる方が多いという結果になりました。

自宅で荷物を保管しきれないことに抵抗がある方、トランクルームにあまり良いイメージを持っていない方こそ、まずはトランクルームについて知る機会を持っていただければ、ということが私たちの願いです。

そして、気に入っていただけたら、選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。

 

User’s Voice

“サイトを見てみると色々な活用法があって正直ビックリしました。冬物がかさばり収納には毎年困っているのでウォークインクローゼットとして活用しているという記事を見て感心しました。
色々な活用法がもっと広まれば需要がありそうですね。わたしの住んでいる雪国ではスキーウェアやスキー、ボード、除雪機の収納場所に困ってる方々もいるので。”
(30代・飲食店従業員)

“トランクルームと聞くと、田舎の空き地に並んだコンテナのイメージがあり、湿度や温度管理が心配で、大切なものを預けることに抵抗がありました。また、利用したくても車がなくては難しいのでは?と思っていました。
各社のHPを見ると、自宅まで荷物を取りに来てくれるサービスや、きれいな室内の小部屋スタイルの物もあり、トランクルームのイメージが変わりました。
利用料についても、広さによっては数千円程度で利用できることを知り、一気に身近な選択肢になりました。”
(20代・会社員)

“Webで申し込みができすぐに利用できるし、一時的に荷物を保管する場合も利用できるのは便利。また、保管ルームは空気清浄機なども付いていて綺麗だと思った。”
(50代・販売)

 

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、夏の暑さ対策の実態や工夫、暑さ対策グッズの利用状況やトランクルームの活用についてもお話しました。

温暖化の影響もあり、夏の暑さは例年増していくように感じます。暑さ対策グッズは必須ですが、シーズンオフにはどうしても収納スペースを圧迫してしまいがちです。そんな時、役に立つのがトランクルームです。

あなたも、トランクルームを活用してシーズンオフの荷物をスッキリと整理し、生活全体の快適さをキープしながら、十分な暑さ対策でもっと楽しい夏を過ごしてみませんか。

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年6月3日から6月7日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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