ジメジメした梅雨の終わり!この時期にやっておくべき収納スペースの換気と整理整頓

2022.07.08

梅雨が終わりに近づき、本格的な夏が迫ってきました。ジメジメと湿度の高い環境は、体感的な不快感だけでなく、収納スペース内の様々なものにもダメージを与えます。大切な服や寝具、思い出の品等にカビや嫌な匂いがついてしまうのは避けたいですね。そこで今回は、梅雨時期の収納の湿気対策についてアンケートを行いました。普段なかなか人に聞く機会のない湿気対策の方法や、快適に荷物を保管・整理するアイデアを探ります。荷物の整理がしづらい暑さになる前に早めに作業して、スッキリした夏を過ごしてみませんか。

収納スペースの湿気・カビは気になる?

今回のアンケートでは始めに、収納スペースの湿気・カビが気になっているかどうか尋ねました。

今回の調査では、自宅の収納スペースの湿気・カビが気になると答えた方は88.0%という結果になりました。

約9割にあたる方にとって梅雨時の湿気は悩みのタネとなっており、中には実際にカビが生えて困ったり、処分を余儀なくされて悔しい思いをした方もいるようです。中には「毎年カビとの戦いで、半ば諦めている」という声まで聞かれました。

では、気になる湿気・カビを防ぐための対策状況について詳しく調べていきましょう。

収納スペースの湿気・カビ対策はやっている?

続いて、収納スペースの湿気・カビが気になっていると答えた方に、湿気・カビ対策をしているかを尋ねてみました。

収納スペースの湿気・カビ対策をしていると答えた方は60.8%でした。半数以上の方が収納と中の荷物を湿気やカビから守るために一手間かけて対策を行っていることが分かりました。

対策といっても様々ですが、どのような対策が多くの方に支持されているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

具体的な湿気・カビ対策

アンケートでは次に、回答者が実施している具体的な湿気・カビ対策を尋ねました。

湿気をとって解消する対策

突出して多かった第1位は除湿剤を置く(70.1%)対策でした。スーパーやドラッグストアに売られている置き型の除湿剤を収納の隅に置いている方が非常に多いようです。

この方法は、手軽・低コスト・時間がかからないことが魅力で、取れた湿気が液体となって目に見え、対策の効果が実感できます。

もちろん、置きっ放しではなく、定期的に、もしくは収納利用時に確認して、水が溜まっていたらこまめに新しいものに交換することで除湿対策が効率よくできます

除湿剤以外にも除湿器をかける(8.9%)・吸湿用の炭を置く(4.2%)乾燥剤を置く(3.3%)・収納に吸湿シートを敷く(3.3%)等、湿気の水分を取り除くためのさまざまな対策が挙がりました。

炭や防カビ剤(3.7%)、吸湿シート等は湿気にアプローチしながら防カビ・防虫・消臭等の対策を兼ねているものも支持されています。

湿気がこもらないように空気を通す対策

第2位は換気する(20.1%)でした。収納にジメジメした空気がこもらないように意識的に空気を入れ替え風通しを良くする(7.5%)ことで、カビや細菌の発生を抑制しようと対策していた方が多くいらっしゃいました。

空気をこもらせず新しい空気を通す具体的な方法として、収納の扉を開ける方が多く見られました。晴れている日や定期的に、「時々収納の扉を開ける派」と、梅雨時期は「常時収納の扉を開ける派」に二分され、その数がちょうど同じでした。

さらに、収納にスノコを敷いて(5.1%)空気が通る隙間を作る方法や、扇風機をかける(3.3%)ことで空気を動かし入れ替える方法を選ぶ方も見られました。

収納しているもので湿気・カビが気になるのは?

ところで、具体的にどのような収納物について湿気やカビを気にしているのでしょうか。アンケートでは、湿気やカビから守りたいと思っている物は何か尋ねました。

湿気を吸いやすく肌に触れる衣類・布団類

第1位の衣類(56.3%)と第2位の布団類(47.5%)が突出している結果でした。両方に共通していることに、

  • 湿気を吸いやすい素材である
  • 肌に直接触れるものである

という点が挙げられます。

湿気を含んでしまうことに加え、しっかり洗ったつもりでも落ちきれない汚れがカビの栄養源となってしまうことがあります。洗えない素材のものなら尚更です。

肌に触れるからこそ守りたいのに、肌に触れることが原因でカビが発生しやすくなっているとは皮肉なものです。

同様に、布・繊維製品であり、肌に触れることがあるカーペット(1.8%)ぬいぐるみ(1.5%)の湿気・カビが気になるという意見もありました。

洗いにくくカビが取りづらい靴・バッグ等の革製品

第3位のバッグ(13.0%)と第4位の靴(9.0%)及びその他の革製品(1.8%)という意見も多く集まりました。これらについては、

  • 洗えない場合が多い
  • 肌に触れたり汗が付着する機会が多い
  • ひとたびカビが生えるとなかなか取れない
  • 高級である場合が多い

という点が挙げられます。

長い期間の「保存版」であるもの

他に多く挙がったのは、長期にわたって保存したり、新たな物への買い替えが難しいものでした。もちろん、洗って管理することが不可能なものばかりです。

例えば本・書類等(8.0%)家電(4.0%)写真・アルバム(1.3%)等がありました。

大切に保管したいのに、一度カビが生えてしまうと保管が難しくなったり使えなくなってしまうものだといえます。

収納スペースは荷物でいっぱい?

収納スペースを除湿し、換気や風通しを良くするよう対策してもなお、残念ながらさまざまな要因から収納物にカビが生えることがあります

中でも特に多いのは収納スペースにいっぱい荷物を詰め込み、密着した荷物の間や吸湿しやすい素材の重なる部分に湿気がこもったままになることです。

収納に適度な間隔がなければ、せっかくの除湿や空気の入れ替え等の対策が十分に行き渡らず、効果が大幅にダウンしてしまいます。

とはいえ、限られた収納スペースを使って生活を送る上ではなかなか収納のゆとりまで確保できないという方は多いでしょう。

アンケートでは、収納スペースが荷物でいっぱいと感じている方がどのくらいの割合を占めているか調べてみました。

収納スペースが荷物でいっぱいになっていると答えた回答者は半数を大幅に超える65.0%でした。

日常生活のあらゆるものを保管する収納スペースは、できるだけものを増やさないように心がけていても、どうしても荷物が多くなりがちで、ゆとりを持って収納できないものです。

ましてや、マンション・アパート等でそもそも十分な広さの収納スペースを持てない場合には、収納スペースに荷物が収まりきらないケースさえ多々あるものです。

収納スペースの換気と整理整頓をやっている人は少数

収納スペースが荷物でいっぱいになりがちならなおさら、意識的な換気や整理整頓・荷物の入れ替えをこまめに行うことが大切になってきます。

前述の湿気対策として、一部の方は換気や荷物を整理整頓し、入れっぱなしにしない対策を挙げていましたが、改めて回答者全体に収納スペースの定期的な換気・整理整頓を行なっているか尋ねてみました。

約6割(58.8%)の方が収納スペースの定期的な換気や整理整頓を行っていると答えました。多くの方が湿気やカビに配慮して荷物のケアを積極的に行っていることがわかります。

しかし「いいえ」と答えた方に注目してみると、収納スペースがいっぱいの方のうち46.5%の方は定期的な換気や整理整頓を行っていないという結果となりました。物が多い分、十分な換気や出し入れが大変とはいえ、残念ながらこれでは湿気による劣化やカビが生えてしまうことにもなりかねないと言えるでしょう。

定期的な収納スペースの換気や整理整頓は難しいと思う?

次に、アンケート回答者が収納スペースの換気や整理整頓を定期的に行うことが難しいと感じているかを尋ねました。

約7割(68.8%)の方が収納スペースの定期的な換気や整理整頓の実施が難しいと答えました

忙しい毎日の中で収納スペースの換気まで気が回らない、整理整頓のためのまとまった時間が取れないという時間的な要因が大きく影響していると言えそうです。

しかし、それだけではありません。収納スペースの定期的な換気・整理整頓が難しいと答えた方のうち、収納スペースがいっぱいだと答えている方が77.5%、いっぱいでないと答えている方が22.5%であることから、収納スペースに余裕がないことが原因で換気や整理整頓がしづらくなっているという傾向が浮かび上がりました。

つまり、収納の湿気・カビ対策を十分に行う上で、根本的に収納物を減らして余裕を持たせることが大切だと言えるのです。

とはいえ、捨てたくない荷物を湿気対策のために捨てるのは本末転倒です。これ以上収納の荷物を減らせないというとき、悩みの解決策となるかもしれないのが、トランクルームの活用です。

気になる収納スペースの湿気・カビ対策にトランクルーム利用はどう?

アンケートでは、回答者が収納スペースの湿気・カビ対策のためにトランクルームを利用することに対して有効と判断するのかを尋ねました。

今回、収納の湿気・カビ対策としてトランクルームを利用することを良いと考えた方は26.3%でした。

約3割は良い方法だと考えているものの、収納のゆとりが足りないという人数の割には、トランクルームによる解決にあまり良い評価をしていない人が多いとも言えます。

さらに詳しく意見を分析し、回答者がトランクルームの利用にどのような意見を持ち、どのような利点があるのかを考えていきましょう。

トランクルームを利用している人・してみたい人の声

今回のアンケートでは、回答者のうちトランクルームを利用している、または利用したいと考えている方にその理由を聞き、メリットはもちろん、問題点やネックとなっているポイントについても尋ねました。

利用している方の意見

実際に収納した際の経験から、湿気やカビ対策としては、より保管環境の整った屋内トランクタイプが好ましいと感じる場合が多いようです。多くの方にとって気になるポイントとなる利用料金とのバランスも実際に無理なく使っていく上では大切です。

もしご利用を考えられている場合、実際に収納してみたいものがあれば是非お気軽にお声かけください。部屋のサイズやタイプ等、適切なトランクルーム選びのご相談が可能です。

 

User’s Voice

“一人暮らしから実家に戻った際、一時的に利用していたことがあります。空調は年中快適に保たれており、セキュリティーも万全で、小型の家具・食器類・本の保管に便利でした。”
(30代・会社員)

“とにかくものが多くありすぎるけども、捨てたくないものが大量にあるのでトランクルームを実際に現在利用しています。”
(40代・エンジニア)

“屋内型・屋外型共に利用経験があります。屋内型は空調設備が整っていてカビの心配もなく快適でしたが、利用料金が少し高めでした。屋外型は利用料金は安めですが、空調設備が無い(場合がある)のでカビが心配です。”
(30代・パート)

 

利用してみたい方の意見

普段の収納に悩みを持っていることがよくわかる意見が集まりました。

特に、収納スペースがいっぱいになる理由のひとつにシーズンオフのものや使用頻度の低いものが広いスペースを占有していることが挙げられます。

すぐに使わないものをトランクルームに預ければ、収納スペースにゆとりができるだけでなく、更なる整理整頓もしやすくなります。

あなたも是非、トランクルームを活用して収納スペースをゆとりある効率良いものにしてみませんか。

 

User’s Voice

“トランクルームに半分くらい移しただけでも風通しが良くなりそうなので利用してみたいです。”
(30代・会社員)

“すぐには使用しない季節ものの家電や布団類の荷物をトランクルームに預けることができたら、収納スペースに余裕ができ、湿気・カビを防ぎ、スッキリと整理ができる為。”
(40代・家事手伝い)

“手軽にトランクルームを使うことができるということを最近知り、一度使ってみたいなと思いました。使うことで、いるものいらないものの整理がしやすくなりそうなので機会があれば是非使ってみたいです。”
(20代・学生)

 

興味があってもトランクルームを使うのに踏み切れないという方の意見に多かったのが、荷物の出し入れが大変という意見でした。

収納ピットには、荷物の出し入れの手間と労力を軽減できる「お荷物運搬サービス」があります。自宅にいながらにして、自宅とトランクルーム間の荷物運搬とトランクルームでの搬入・取り出し作業を依頼することが可能です。しかも、年中無休で24時間いつでも依頼でき、最短3日後には作業実施可能なので、欲しい時すぐに使うことが可能です。是非お気軽にご利用ください。

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、本格的な夏の前に対応しておきたい収納の湿気・カビ対策について掘り下げ、湿気・カビ対策の実態や工夫、収納のゆとりの実情、湿気・カビ対策に役立つトランクルームの活用についてもお話しました。

除湿も換気も、ゆとりを持った収納をしてこそ十分な効果が発揮できます。荷物がぎゅうぎゅうに密着していては、その部分に湿気が残ってしまいがちです。シーズンオフのもの等、すぐに使わないのに収納スペースを圧迫する物があれば、是非トランクルームを活用して保管し、自宅の収納スペースを有効活用してみてください。

あなたのニーズにあったサイズで、保管環境の整ったトランクルームを使えば、大切な荷物も次に使う時まで安心して保管することができておすすめです。

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年6月10日から6月14日までの5日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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