人形やぬいぐるみが自宅にある人は多い!捨てたくないけど置き場所に困る人も多数!
あなたの家には人形やぬいぐるみがありますか。お子様がいらっしゃるご家庭、好きなキャラクターのものを集めている方、ドールハウスや人形細工が趣味の方、ゲームセンターのプライズでついつい集めてしまう方…パターンは違えど、自宅にたくさんある方は多いでしょう。中には、家の中で場所を取っているけれど処分はしづらい・したくないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、アンケートをもとに人形やぬいぐるみの保管状況と役立つアイデアについて掘り下げていきます。参考になる意見が集まりましたのでぜひご覧ください。
自宅に人形やぬいぐるみはありますか?
アンケートでは始めに、回答者の自宅に人形やぬいぐるみがあるかを尋ねました。
今回の調査では、自宅に人形やぬいぐるみがあると答えた方が97.5%という結果になりました。
ほとんどの家にあると言ってもよいほどの高い割合だということがわかりました。さまざまなスタイルの暮らしがあることを考えると、これほど多いのは意外に感じるかもしれません。
では、持っている人形やぬいぐるみについて掘り下げ、お手入れや保管の状況についても調べていきましょう。
人形・ぬいぐるみはお子様やご家族の大切なもの
次に、持っている人形やぬいぐるみはご自身・お子様・ご家族にとって大切なものかについても尋ねてみました。
アンケートでは約9割(91.5%)の方が、人形・ぬいぐるみがご自身・お子様・ご家族の大切なものだと回答しました。
ただ何となく人形やぬいぐるみを持っているわけでなく、愛着を持って大切にしているケースが9割を超えていることになります。
となると、手で持って肌に当たることもあるでしょうし、生活空間の中に置いている場合が多いと推測され、さらに、大切だからこそ出来るだけきれいに保っておきたいと考える方は多いでしょう。
そこで、人形やぬいぐるみのお手入れに目を向けてみましょう。
人形やぬいぐるみは清潔に保つのも大変
人形やぬいぐるみは汚れた時に丸洗いが難しいものもあり、洗えたとしてもきれいに乾かすのが大変で、形状や風合いを元のまま保つのが難しい場合もあります。そこでアンケートでは、人形やぬいぐるみを清潔に保つのは大変だと感じているかどうか尋ねました。
人形・ぬいぐるみを清潔に保つのは大変と答えた方は8割強(82.0%)でした。大多数の方が人形・ぬいぐるみのお手入れに苦労していることがわかります。
大変とはいえ、手で触れたり抱っこしたりすることもあるものですから、汚れた状態のままでは衛生的に問題があり、気持ちも良くないものです。
そこで、人形・ぬいぐるみのお手入れをどのように行なっているのかを見ていきましょう。
人形・ぬいぐるみのお手入れはどうしている?
アンケートでは、回答者が人形やぬいぐるみをどのようにお手入れしているのか、具体的な方法を尋ねました。
工夫して洗っている方が多数
第1位は「洗って干す(42.8%)」でした。汚れや菌等はやはり洗い流さないとすっきりしないと考える方が多いようで、各家庭で工夫して洗っているようです。
なお、洗う方法について洗濯機で洗うことを明示した方は33.7%で、その他にも「洗濯する」と表現した方が多かったことから、実際は洗濯機を使っている方がもっと多いと推測されます。
洗い方にもさまざまな工夫が見られました。まず、洗濯ネットに入れることを前提とし、手洗い・デリケート洗いのコースを使っている方が多くみられました。また、圧迫せず洗うためにコインランドリーに行くという方もいました。
形状を保つため脱水しない方や、脱水時にバスタオルで巻いて固定してダメージを減らす工夫をしている方もいるようです。
もちろん、頻繁に洗濯機にかけるとダメージが大きくなってしまうため、月一回・年数回・季節ごと等定期的に洗うようにしている方、汚れが気になった時だけにしている方等、お手入れの頻度を必要最小限にしているようです。
手洗い派と明示した方も26.5%と多く、ダメージを抑えるように慎重に洗っているという声もありました。さらに、こすり洗いせず汚れを落として除菌・消毒をしたい方は、洗剤・漂白剤に浸す(4.6%)方法をとり、流して乾かすだけにしている場合も見られました。
中には人形やぬいぐるみのケア専用の洗剤・クリーナーを使うようにしている場合も見られました。
干し方は天日干し派と陰干し派に二分
人形・ぬいぐるみを洗うと答えた方はもちろんですが、洗わないケアをしている方も定期的に干すようにしているケースが見られました。
干し方については、第2位の日光にあてて干す(天日干し・15.5%)、第8位の陰干しする(5.2%)の2通りに意見が分かれました。
天日干しは洗った後にしっかり乾かしやすいことに加え、ダニ等の防虫や除菌の意味でも安心です。しかし、そのぶん熱や紫外線等にさらされることになるため、人形・ぬいぐるみの風合いや色合いの変化(日焼け)につながる可能性もあります。陰干しは素材のダメージに配慮した選択でもあるでしょう。
そのため、短時間で効率的に干せるように、夏や天気が良く気温の高い日に天日干しするよう心がけている方が多いようでした。
衛生面に配慮しながらも直射日光に当てたくない方におすすめなのが、黒いビニール袋に入れて干し、効率的に熱を集める方法です。熱を加えることで防虫・除菌ができるので安心です。アンケートでも、この方法を高温になる車に置いて実践している方がいらっしゃいました。
魅力的な方法ではありますが、プラスチック・金属のパーツ・電池パーツがある人形・ぬいぐるみは変形・変質・故障を招く可能性があるので注意が必要です。
洗わないケア・簡単なケア・何もしない方も
洗わずにケアしている方は、消臭スプレーをかける(12.6%)方法や水や洗剤を含ませたタオルで拭く(6.7%)方法等できれいにし、スプレーや洗剤で除菌・消毒する(5.4%)等のお手入れが好まれていました。
また、気になったときにほこりをはたく(11.3%)・掃除機でほこりを吸う(4.4%)等のケアをしています。
一方で、特に何もしないと答えた方も6.7%でした。物理的にお手入れしづらいケースと、気にしていなかったケースの両方が見られました。
スペースを取ることも困っている人が多数
続いて、人形・ぬいぐるみの置き場所についても目を向けてみましょう。まずはアンケート回答者に人形・ぬいぐるみを置くスペースの確保が大変と感じているか尋ねてみました。
普段はどこに置いている?
人形・ぬいぐるみを普段どこに置いているかについても尋ねてみました。
第1位は「自室」で35.1%を占めました。第2位は家族みんなが見える「リビング(32.7%)」、第3位が「子供部屋(26.0%)」でした。この3つが3割前後ずつに分かれています。
また「寝室」に置いている方と、「クローゼット・押し入れ」に収納している方がそれぞれ2.1%ずつでした。
基本的に大人を対象としたアンケートであり(※400名中2名のみ10代)、自室が第1位だったことを考えると、人形やぬいぐるみは子供のものとは限らず、大人も持っている・楽しんでいるものであるということは重要なポイントでしょう。
将来的に人形・ぬいぐるみはどうする?
アンケートでは次に、将来的に人形・ぬいぐるみを持ち続けるか、処分する可能性があるかを尋ねました。
なお、前述のように大人が自分で持っている場合も多くあるため、「お子様が大きくなったり独立して遊ばなくなったとき」というケースに加えて「大人が持っている場合に時間や年齢を重ねてからどうしたいか」という視点も含まれています。
第1位は「ずっと大切に持っていたい(42.3%)」でした。第4位の「子供が大きくなっても大切に保管したい(5.7%)」と合わせると、これからもずっと持ち続けたいと考えている方は約半数(48.0%)にのぼりました。
なお、第1位には「大人がそのまま持ち続けたい場合」と「子供の成長後も”保管”というよりは生活の中で大切にしたい」というケースが含まれていると考えられます。
また、「処分するかもしれない」はもちろん確定ではないので、将来処分に踏み切れない場合やそのまま持ち続ける場合もあることは考えておきたいポイントです。
人形・ぬいぐるみは持っていたいけど自宅スペースを圧迫…
さて、ここでもう一度考えてみましょう。
人形・ぬいぐるみを置くスペースの確保が大変だという方は62.4%でしたが、全体の約半数・実際にはそれより多くの方がこれからも人形・ぬいぐるみを持ち続けることになると想定されます。しかも、処分せずにこれからも増えていく場合もあることでしょう。つまり、大切にしたくても、これからも置き場所に困ってしまうという問題はないのでしょうか。改めてアンケートで聞いてみました。
やはり、今回のアンケートでは約半数(51.1%)のの方が実際置き場所の確保が大変になりそうと答えました。
もちろん、可愛いから多少大変で狭くなっても構わないと考える方もある程度含まれるでしょうが、毎日の暮らしのことなのでスペースにゆとりがある方がより良いでしょうし、実際のところイライラ気になってしまうケースもあるでしょう。でも、スペース確保のために大切な人形・ぬいぐるみを割り切って処分できるとは限りません。この問題・葛藤を賢く解決できる方法はないのでしょうか。
大切なものを保管するのにトランクルーム利用をどう思う?
人形・ぬいぐるみ等の大切なものを持ち続けたいけれど置き場所を取ることが気になる時、自宅の生活空間・収納スペース自体を広く取れれば問題が解決する場合があり、トランクルームを利用すれば必要なプラスアルファのスペースを確保でき、結果的に居住スペースにもゆとりができます。この方法についてどう思うかを今回のアンケートで聞いてみました。
今回のアンケートではトランクルームに預けることを良い方法と判断したのはたった3.0%でした。「便利そうだけど悩む」とした方が約3割(29.8%)、「使わないと思う」と答えた方は約7割(67.3%)でした。
スペースに困っている方が多いのにも関わらず、気になっても悩んでしまったり、使わないと結論づけている方が多いのはなぜなのでしょうか。どんなことに引っかかりがあるのでしょうか。詳しく意見を分析していきましょう。
トランクルーム利用に対する考え方
アンケートでは、大切なものを保管するスペースを確保するためにトランクルームを利用することについてどう考えるか、回答者の意見を募りました。意見を分析し、メリット・デメリットを考えていきましょう。
利用してみたい方の意見
トランクルームを利用してみたいと感じた方の意見は主に下記の4点に集約されました。
【良いと思った理由】
- ・自宅のスペースがすっきりし、有効活用できるから
- ・使う頻度が少ないため普段はしまっておきたいので、気軽に使えて必要な時に取りに行けると助かる
- ・生活スペース・収納スペースの不足が気になっていて必要に迫られているから
- ・人形・ぬいぐるみは場所を取りやすく気になっているから
今回のアンケートでは、上記のように、大切な人形・ぬいぐるみ自体をトランクルームに預けることで生活スペース・収納スペース不足の解決につながると考える方が「利用したい」と答えている傾向にありました。
“人形やぬいぐるみは結構場所を取るから”
(20代・自営業)
“大事なものは結構たくさんあるのですが置き場所に困ってしまうのであれば便利でいいと思います。家の外に置いてあれば家の中がぐちゃぐちゃにならないので。”
(20代・専業主婦)
“便利で清潔感のあるイメージで使ってみたいです。”
(30代・自営業)
“雛人形は一年に一回しか出さないので普段はトランクルームに収納したいです。”
(40代・パート事務員)
便利そうだけど悩む方の意見
便利そうだけど悩むと感じた方の意見は主に下記の4点に集約されました。
【便利そうだけど悩むと思った理由】
- ・お金をかけてまで保管するか悩む
- ・人形・ぬいぐるみを預けてしまうのはかわいそう・手元にないと寂しい
- ・預けてしまうと大切さを忘れてしまうことも怖い
- ・保管環境に不安がある
便利そうだけど悩むと答えた方は「人形・ぬいぐるみを大切に思うので抵抗がある」と考えている傾向にありました。
しかし、必ずしも人形・ぬいぐるみ自体をトランクルームに預ける必要はありません。
例えば、居住スペースや収納スペースに、使用頻度は少ないけれど取っておきたいものや、特定の季節にしか使わない家電や衣服等はありませんか。それらのものをトランクルームに収納し、必要な時に出すようにするだけで居住スペースや収納スペースが広がり、結果的に大切なものを自宅で無理なく持ち続けるスペースを確保できます。
こうすれば、大切な人形・ぬいぐるみをそばに感じながら、自宅はすっきり広々と過ごせますね。
また、トランクルームの広さは様々あるため、必要最低限のものを選べば利用料金も抑えられます。
保管環境が不安という方もいらっしゃいましたが、空調や温度管理等に配慮したトランクルームも利用できるので安心です。
“確かに置き場所には困っていて、大切なものを保管して置けるスペースがあれば便利だし助かるとは思うのですが、費用がかかるとなると躊躇してしまうからです。”
(30代・パート・主婦)
“あずけると部屋は片付きますが、人形は飾ってあげた方が嬉しいと思うので、トランクルームに保管のために入れられるのはかわいそうな気がします。”
(50代・専業主婦)
“ぬいぐるみのためだけに使うのはもったいないけど、とっておきたいのに場所がない時は悩む。”
(40代・看護師)
“きれいに保てるか不安。手元に置いておかないなら保管する意味がないとも思います。”
(40代・主婦)
使わないと思う方の意見
使わないと思うと感じた方の意見は主に下記の5点に集約されました。
【使わないと思った理由】
- ・お金をかけてまで保管したいと思わない
- ・スペースが足りている
- ・人形・ぬいぐるみを手元においておきたい
- ・保管環境に不安がある
- ・自宅とトランクルーム間の運搬や出し入れが大変
使わないと思うと答えた方は「人形・ぬいぐるみを預けるのに抵抗がある」ことに加え「お金をかけて保管したいという必要を感じない」「出し入れが大変で使いにくい」ことをあげた方が多く見られました。
「便利そうだけど悩む」でも説明したように、必ずしも人形・ぬいぐるみ自体をトランクルームに預ける必要はなく、自宅でスペースを取っている他のものをトランクルームに預けることでスペースが広がり、大切なものを無理なく置ける余裕ができます。
必要最低限の広さのトランクルームにすることやキャンペーン等を賢く使って利用料金を抑えたり、室内環境に配慮したトランクルームで大切なものを劣化から守ることも可能です。
また、荷物の出し入れについては、お荷物運搬サービスを活用することで解決できます。自宅にいながらにして、自宅とトランクルーム間の荷物運搬とトランクルームでの搬入・取り出し作業を依頼することが可能です。しかも、年中無休で24時間いつでも依頼でき、最短3日後には作業実施可能なので、欲しい時すぐに使うことが可能です。
“お金がかかるし、車を持っていないので持って行くのが大変だから。”
(20代・無職)
“トランクルームを借りるほど保管に悩んでいない。”
(30代・会社員)
“人形は家族です。確かにいっぱいいすぎるので置き場所には困っています(増える一方なので)がトランクルームに置くことはできません。それにトランクルームに置いておくと汚れそうで怖いです。”
(30代・接客業)
“預けるのであれば必要なくなったという事なので処分した方がよいと思った為”
(50代・会社員)
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、人形・ぬいぐるみのお手入れと保管、大切なものを無理なく持ち続けるためのトランクルームの活用についてもお話しました。
洗いにくいものも多い人形やぬいぐるみですが、洗濯している方が多かったのは興味深かったのではないでしょうか。また、大切ながらも場所を取ることが気になっている方も多いことがおわかりいただけたかと思います。
トランクルームを有効活用し、使用頻度の低いものやシーズンオフのものなどを収納したり、きれいに保管しておきたい大切なものを預けておくことで、居住スペースや収納スペースを広く有効に使うことができます。大切にしたい人形やぬいぐるみとともに、スペースの圧迫を気にせず無理なく過ごせるようになれるかもしれません。
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【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年7月11日から7月14日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ