夏限定で使うものって多い?季節限定ものの収納の悩み!
夏もそろそろ終わり。楽しい思い出はできましたか。考えてみれば、夏は気候の特性やレジャー等が多い分、夏にしか使わないシーズンものの荷物が多いのではないでしょうか。そこで今回は、アンケートをもとに夏ならではの荷物の所有と保管の実態を探ります。また、季節ものの荷物がかさばりがちな収納の悩みと解決法にも注目します。まさに今、夏終わりの片付けをしようとしているあなたにも役立つ情報が盛りだくさんです。ぜひご覧ください。
ほぼ夏しか使わないものは結構ある
アンケートでは始めに、基本的に夏にしか使わない物や夏ならではの衣類等が回答者の自宅に多くあるかを尋ねました。
今回の調査では、基本的に夏のみ使う物や衣類等が自宅に多いと答えた方は84.3%という結果になり、大部分の家で夏ならではの荷物が多くあることがわかりました。
夏の暑さにも負けず快適に過ごすための衣類・涼感グッズ・日除け・防虫グッズ等をはじめ、夏らしい楽しみのための水着や浴衣、レジャーグッズ等もあります。
つまり、夏を快適に過ごすためのもの・夏を楽しむためのものという2つの視点で季節ものの荷物が多くなっていると言えるでしょう。特に、子供達をはじめ長い夏休みがある場合も多いので、レジャーグッズは他の季節より多くなりがちかもしれません。
夏によく使うもの:衣類編
ここからはアンケート回答者が持っている「夏によく使うもの」は具体的にどのようなものが多いのかを分析していきます。まずは、夏ならではの衣類について、どんなものを持っているのか尋ねてみました。
サンダル等夏用の靴がトップ
最も多かったのは「夏用サンダル」で75.0%でした。
日常生活で少し家の外に出るにも便利な夏用サンダルは、スニーカーや革靴等のように中に熱気や汗がこもらず、通気性がいいので快適に過ごせ、足の皮膚等の健康にも良い夏の強い味方です。
また、夏らしいおしゃれに欠かせないサンダル・ミュール等は履くだけで夏気分を楽しめますし、夏のレジャーに活躍するビーチサンダルやウォーターシューズ等もあります。
夏だけ使うものなので毎年夏に出してきて長い年数使う場合が多いと言えます。
紫外線・熱中症対策に必須の帽子・サングラスが高い所持率
次に多かったのが帽子(63.0%)でした。照りつける夏の日差しと高い気温が特に顕著に感じる昨今、夏の晴れた日中のお出かけは帽子がないと倒れそうな暑さに感じますね。
紫外線対策・熱中症対策に役立つものとして、帽子が必須アイテムという方は多いようです。
もちろん、機能性だけでなく夏のおしゃれにも欠かせません。
日除け対策としては「サングラス(37.5%)」も所持率の高いアイテムでした。まぶしさの緩和だけでなく、紫外線から目を守る対策としての機能も近年は特に注目されています。
また「その他」の意見の中には日傘・UVカットのアームカバーやカーディガンといった意見が多く見られました。
夏気分を高める水着や浴衣も人気
夏のレジャーの定番・水着(54.8%)と浴衣(34.8%)も所持率が高い結果でした。
共通して言えるのは、人によっては新しいデザインのものを毎年または時々購入したくなり、元から持っているものもまだ使えるので保管しておく場合が多いことでしょう。
また、学校のプールでスクール水着を使い、プライベートの水着を持っているケースも多く、ツルツルと硬い材質のプールバッグがかさばってしまうという意見も多々ありました。
浴衣に関しては帯・草履・着付け紐等の付属品が多く、特に美しい形状で結び目を固定した作り帯や髪飾り等は保管に気を遣い、場所もとると言えるでしょう。
夏によく使うもの:家電編
身につけるものだけでも夏ならではのものがたくさんあることがわかりましたが、ここからはもう少し大ぶりなものに目を向けましょう。
続いては、夏に使うシーズン家電のうちどのような種類のものを所有しているかを尋ねました。
扇風機・サーキュレーター・エアコンは大部分が所持
最も多かったのは「扇風機・サーキュレーター」で、約9割(89.8%)の方が持っていると答えました。また、「エアコン」を持っている方も約8割(76.0%)でした。
扇風機・サーキュレーターはエアコンのない部屋で涼をとる場合等、手軽に暑さ対策ができるとともに、換気対策としても活用されています。梅雨等の雨の日に部屋干しの洗濯物を早く乾かすために使う方法も見受けられます。
エアコンは高価ではありますが、冬の暖房や梅雨時期の除湿等にも使え、壁面取り付けで収納する必要がないのが魅力です。
とはいえ、多くの地域において、扇風機・サーキュレーター・エアコンに頼って暑さ対策をしないと熱中症等で命の危険がある程の猛暑が続いていることをよく表している数値ではないでしょうか。
お出かけ時を涼しくする家電にも注目
3番目に多かったのは「ハンディファン・ネッククーラー」で、外出時に手持ちまたは首にかけるタイプの小型扇風機を約3割(29.0%)が持っているという結果になりました。
近年登場したこれらのアイテムは、年々改良を重ねられ、特にここ数年は夏が来るたびに顕著に多様化・低価格化しています。最初は若年層がファッション的に持っている傾向がありましたが、熱中症の危険が叫ばれる中で、今は子供からシニアまで幅広い年齢層に浸透してきているようです。
夏によく使うもの:レジャー編
続いて、夏ならではのレジャーグッズの所持状況について尋ねてみました。
参考値として、回答者全体のうちレジャーグッズを所持していないと答えた方は約4割(39.0%)で、約6割(61.0%)がレジャーグッズを持っていると答えています。
(下記の所持率は回答者全体における所持率です。)
ビニールプール・浮輪がトップ
第1位は「ビニールプール・浮輪(31.3%)」でした。プール・海水浴へのお出かけ時や自宅での水遊び等に使うこれらのアイテムは、必要な時に空気を入れて使うことができるタイプが主流です。
使い終わったら空気を抜いて収納できるとはいえ、元々のサイズが大きいものが多い分、実際に畳んで収納しようとすると、かさばったりきれいに畳めないのが気になるケースは多いようです。シーズンオフに収納の中でつい気になってしまいがちなアイテムの一つではないでしょうか。
キャンプ用品・バーベキュー用品も各3割で拮抗
第2位の「キャンプ用品(30.8%)」・第3位の「バーベキュー用品(29.8%)」もそれぞれ約3割で、第1位と僅差でした。
気軽に購入してすぐ使えるビニールプール・浮輪と異なり、ある程度のグッズを一式揃えて始め、繰り返し使っていくことを想定しているキャンプ・バーベキュー用品は敷居が高く感じられがちですが、それでも回答者全体の約3割ずつが所持していました。
これは近年のコロナ禍で、密を防いで自然の中で、また近場で楽しめるレジャーとして空前のアウトドアブームが起こっていることが大きく影響しているようです。
夏によく使うもの:趣味編
夏によく使う物の所持率を調べる最後の質問として、アンケートでは夏ならではの趣味にまつわるグッズの所持状況を尋ねました。
参考値として、回答者全体のうち夏を中心に楽しむ趣味のためのグッズを所持していないと答えた方は約7割(73.8%)で、約3割(26.2%)が夏の趣味グッズを持っていると答えています。
釣り用品がトップ
第1位は「釣り用品(14.3%)」でした。夏はもちろん、他の季節でも楽しむ場合があり、釣りに親しむ方は多くいらっしゃいます。
注目したいのは、釣竿・クーラーボックス・バケツ等、長い・大きい・かさばる用品が多く、収納しづらい場合が多いことです。また、魚やつりエサを扱うことから臭いや汚れが気になってしまい、場所があっても自宅内に置きづらいという悩みが出てくる場合もあります。
マリンスポーツ等も専用グッズが豊富
マリンスポーツを楽しみ、グッズやウェアを持っている方も見受けられました。「シュノーケリング・スキューバダイビング用品(9.5%)」・「サーフィン・ボディボード・SUP用品(4.0)」等が多めでしたが、これらは専用の道具に加え、自分の身体に合ったウェアがあると安全でやりやすい場合が多いといえます。
やはり、大きい道具やかさばりやすいウェア等の収納の大変さが気になるところです。
夏によく使うものの収納の悩みは多い
ここまで、衣類・家電・レジャー・趣味と、夏ならではの物は実に多様であることが分かりました。
大ぶりでかさばるものも多そうでしたが、シーズンオフの収納時に悩むことはないのでしょうか。アンケート回答者に本音を尋ねてみました。
収納スペースに入らない・場所を取る
今回集まった悩みのほとんどがこれでした。特に、扇風機やサーキュレーター等の家電やアウトドアグッズ・趣味の道具が収納スペースに入らず、入っても収納スペースを大きく占拠してしまいがちであることが問題になるようです。やむを得ず庭の倉庫に収納したり、居室に年中置きっぱなしになって生活の邪魔になっているという声も多々ありました。
収納時のお手入れや品質管理が難しい
ぎゅうぎゅうづめに収納し、湿気のこもりやすい状態になったり、取り出してケアすることがなかなかできないと悩んでいる方も多く見られました。
普段の収納の出し入れに邪魔にならないよう、季節ものの荷物を収納の奥側にしまうことが多い傾向にあるため、一度しまってしまうと現実的に次の夏まで出しづらくカビ等が心配という声もよく見られました。
出し入れがとにかく重労働
大きい・重い・かさばるものが多いシーズンものの荷物。しかも収納がぎゅうぎゅうづめだったり、シーズンオフに邪魔にならない高い位置・奥の位置にしまっている等、出してくるのも、秋にまた収納するのも重労働で気が進まないという方は非常に多いようです。
収納スペースが不足しがちなことによる悩みに加え、使わない時期が多い季節ものの収納だからこその苦悩もあることがわかりました。
収納スペースに余裕を持たせたい?
収納スペースに入らない・収納スペースを圧迫するという悩みが特に多いようでしたが、現状として、自宅の収納スペース及び部屋のスペースに余裕を持たせたいと感じている方はどのくらいいるのでしょうか。
84.5%の回答者が、収納スペースや部屋に余裕を持たせたいと感じていると答えました。
ほとんどの方にとって、理想的な余裕のある収納スペース・部屋のスペースにはなっていないことが現実のようで、自宅をもっとゆとりある空間にしたいと感じているようです。
収納スペース確保のために何かする予定の人は多数!
もっと収納スペースや部屋にゆとりを持たせたいと考えている方に、今後収納場所に余裕を持たせるための対策をする予定かを尋ねてみました。
具体的にどんなことをする予定?
アンケートでは、収納スペースに余裕を持たせる対策を予定している方に、具体的な対策内容について尋ねました。
不用品の断捨離が対策の基本
突出して多かったのが「不用品の断捨離(70.2%)」でした。使っていないなと思うものはあってもなかなか処分に踏み切れていない方は多いようです。
ゴミとして処分せずに、リサイクルショップ・フリマアプリ・知人に譲る等「不用品の売却・譲渡(11.4%)」をしていこうとしている方もおられました。
また、断捨離の前提として「不用品の仕分け(12.3%)」をし、持っているものは必要なものか・今後使うものか見直したいと考えている方も多数おられます。中でも「衣類の見直し(9.6%)」が課題という方は多く、年齢・体型・流行の変化等で何となく着なくなったがまたいつか着られるかもしれないと、いわゆるタンスの肥やしになっている服を思い切って処分したいという意見が集まりました。
アンケートで伝わってきたことは、不用品について「これはいらなくなったな」というものだけでなく「もし処分した時どうしても困ることはないだろうか」という、「明確にいらなくなったわけではないけれど捨てるのが許容範囲かどうか」という基準で判断し、可能な限り捨てないと収納スペースにゆとりが出ないのが現実ということでした。
収納方法の見直しと収納場所の改良
「荷物の整理整頓(15.8%)」にフォーカスする方も多数見受けられました。特に「シーズンオフのものを整理(8.8%)」したいという方が多いようです。
考え方的には、収納物に着目して、しまい方や畳み方、圧縮袋の活用等「収納方法の改善(5.3%)」に目を向ける方と、収納スペース自体に着目して、間仕切りを追加したり収納ボックスを足したりして今ある収納スペース内の機能性を高める「収納スペースの改良(4.4%)」を考えている場合が見られました。
中には思い切って「物置・倉庫の購入(2.4%)」をしたり、少数意見では広めの部屋に引越しする方・リフォームする方もいらっしゃいました。
季節限定のものをトランクルームに収納するのをどう思う?
限られた収納スペースに荷物がいっぱいで、ゆとりのために荷物を処分する際、荷物を減らしてもまだいっぱいになってしまう場合や、今後も使う大きなものが収納スペースを圧迫している場合等に、トランクルームを活用して家の荷物をスッキリさせる方法はいかがでしょうか。
収納スペースの荷物をトランクルームに一部預けて荷物を減らすことで、荷物の出し入れや管理がしやすいゆとりある収納状態にでき、必要な荷物を持ち続けることも可能です。
そこで、今回のアンケートでは、季節限定のものをトランクルームに預けて収納スペースのゆとりをもたせる方法についてどう思うかを尋ねました。回答者の意見からメリットとデメリットを分析していきましょう。
使ってみたいという方の意見
収納に入り切らないものがある方にとっては、いままで収納に置けず部屋に置いていたものを収納できる場所ができ、部屋がすっきりすることが大きなメリットです。
収納スペースや部屋が手狭に感じていた方にとっても、スペースにゆとりができ有効活用できることに加え、直近で使わない荷物や大きな荷物が邪魔にならないのは嬉しいという意見が集まりました。
“夏を楽しむために使うグッズたちは毎年増える一方です。もうこれ以上家の中に置いておく(収納する)のは限界だと思います。思っていたよりもトランクルームの料金は安いし、便利そうなので、前向きに検討したいと思いました。”
(30代・接客業)
“置く場所が確保できたらアウトドア用品をもっと増やしたいと思う。”
(30代・会社員)
“自宅に無理して(頻繁に)使わないものを収納しておくよりもトランクルームに収納する方が、自宅の空きスペースに余裕を持たせることができて好印象だからです。”
(20代・学生)
使わなさそうという方の意見
収納スペースが自宅内で事足りているという方が大部分で、次に利用にお金がかかることがネックであるという意見が多く見られました。また、近くにない・運搬や出し入れが面倒という意見も頻繁に見受けられました。
費用面については、割引キャンペーンの活用や必要最低限の部屋サイズで契約することで料金を抑えることができます。
運搬や出し入れが気になる方にはお荷物運搬サービスが利用でき、自宅にいながらにして、自宅とトランクルーム間の荷物運搬とトランクルームでの搬入・取り出し作業を依頼することが可能です。しかも、年中無休で24時間いつでも依頼でき、最短3日後には作業実施可能なので、欲しい時すぐに使うことが可能です。
トランクルームのサービスが気になるのに料金・運搬・保管環境等に不安が残る方はお気軽にお声掛けください。実際のトランクルームサービスを知ることで悩みが解決するかもしれません。
“毎月の維持費で断念しています。”
(30代・専業主婦)
“そこまで持っていったり、出し入れするのが面倒。”
(50代・専業主婦)
“スペースを作りたいとは思いますが、トランクルームに預ける程の量はないです。”
(30代・主婦)
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、夏ならではの荷物の所持・収納の実態と荷物の出し入れやケアをやりやすくするためのトランクルームの活用についてもお話しました。
夏ならではの荷物は、暑い気候の中の快適さだけではなく、夏の思い出作りに役立つものがいっぱいです。シーズンオフに邪魔になってしまうからといって、心に残る夏の演出をしてくれるものを無理に処分するのはもったいないですね。
荷物をできるだけ少なくする生活は素敵ですが、「プラスの荷物」がぐんと生活を豊かにすることもあります。自宅のスペースのゆとりを守りながら、その「プラスの荷物」を持ちたいときにトランクルームがお役に立てれば幸いです。
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【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年8月18日から8月21日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ