収納上手な人にアンケート!整理整頓のコツを調査

2022.09.20

あなたは整理整頓が得意ですか。収納の悩みがある方には、うまく収納するコツが知りたいという方は多いのではないでしょうか。今回のアンケートでは、整理整頓が得意という方に、ご自身の経験で培ってきた収納のコツについて尋ねてみました。今すぐにでも気軽に始められるアイデアがいっぱいで、あなたの生活をより良くするヒントがきっと見つかるはずです。ぜひご覧ください。

整理整頓は得意な方だと思う?

アンケートでは始めに、回答者が整理整頓を得意だと感じているかを尋ねました。

今回の調査では、整理整頓が得意な方だと答えた方は81.0%という結果になり、多くの方が整理整頓に自信を持っていることがわかりました。予想より高い割合と感じた方は多いのではないでしょうか。

その分、整理整頓は日々の暮らしの上で重要な要素で、各人が工夫をして自分なりにベストなやり方を身につけてきているということかもしれません。

収納スペースも上手に使えている?

次に、整理整頓が得意と答えた方を対象に、収納スペースも上手に使えていると感じているかを尋ねてみました。

整理整頓が得意な方のうち、収納スペースも上手に使えていると答えた方は82.7%でした。

日々の整理整頓と自宅の荷物全体の収納状況はまた状況が少し異なり、家族構成や各家の収納スペースの大きさ等の条件も異なってきます。それでも8割を超える方が収納スペースも上手に使えていると答えています。

これは、荷物の大小問わず整理整頓自体が得意だからということに加え、収納スペースが上手に使えているからこそ日々の整理整頓がしやすくなっているという可能性も想定できます。このことについては後で詳しく考察していきましょう。

元々整理整頓が得意だった?

今回の回答者の約8割(81.0%)が整理整頓が得意だと答えましたが、その方々は元々整理整頓が得意だったのでしょうか。それとも、経験を積んだり、何かのきっかけがあって得意になったのでしょうか。

元々整理整頓が得意だったという方のほうが多く63.6%でしたが、36.4%の方は元々得意だったわけではないと答えました。

つまりこの数値は、現在整理整頓に苦手意識がある方も、今後スムーズにできるようになるだけでなく、得意と感じられる可能性もあることを意味するものだと言えるのではないでしょうか。

どうして整理整頓が得意になったのか、体験談を詳しく掘り下げていきましょう。

整理整頓が得意になったきっかけ

整理整頓が得意になるという変化があった方に、そのきっかけについて尋ねてみました。

生活スタイルの変化がきっかけに

第1位「引越し(12.7%)」・第2位「一人暮らし」「結婚」(各11.9%)のように、生活スタイルの変化によって整理整頓をするようになり、経験を積んで上手になってきたという方が多いようです。

これらの生活スタイルの変化について、大部分は引越しを伴い、それゆえに荷物の要不要を仕分け、最低限必要なものにしぼって新生活に持ち込んでいるということが言えます。物が少なくなったぶん整理整頓をしやすくなったというポイントは見逃せません。

また、それまで親に頼っていた整理整頓を自分でやるようになったり、自分のことだけでよかったのが家族分の整理までやる生活になったり、子供のケアを考えて部屋を整えるようになったりと、自ら主導して整理整頓をするのが必須の生活になったことで、実践を重ねて得意になってきた方が多く見受けられました。

整理・収納に意識的に取り組んで成功

同率第1位の「断捨離(12.7%)」・第3位の「目指したい部屋ができた(8.5%)」・第4位の「整理整頓・収納の本を読んだ・テレビ番組を見た」・「収納スペースに合わせる工夫をした」(各7.6%)等のように、意識的に整理整頓をしようと思い立って実践し成功して、また試行錯誤をする中で得意になってきたという方が数多くいらっしゃいました。

つまり、これまで得意でなくても、今からでも整理整頓に取り組み始めて得意になれて、より快適な生活につなげていけるのです。これは、今後もっと整理整頓を頑張りたいと考えている方にとって勇気づけられるポイントではないでしょうか。

整理整頓や収納を上手に行うコツとは

アンケートでは続いて、整理整頓や収納を上手に行うコツを聞いてみました。

物をできるだけ減らしてこそ整理整頓できる

物を可能な限り減らすことがコツだと答えた方が多くの割合を占めました。もちろん荷物量全体を「収納スペースに入る量でおさめる(2.5%)」ことが大前提です。

具体的には「使わないものは捨てる(18.5%)」・「物を増やさない(14.3%)」・「断捨離をする(9.3%)」等が挙がり、グラフ外でも「◯年使わなかったら捨てるという期間を設ける(2.8%)」・「物を買ったらその分手放す(2.5%)」「(取っておくか)迷ったら捨てる(0.8%)」等の捨てるための工夫が数多く挙がりました。

荷物を減らすことで日々の整理整頓の対象となる範囲をできるだけ減らし、整理された状態を簡単にキープしやすくするという面で、物を減らすことは非常に大事です。作業が楽にできるものでなければこまめな整理整頓はなかなか続きません

さらに、ゆとりある収納にすることで必要なものが取り出しやすく、しまいやすい状態になり、空気の通り道ができて湿気や換気の対策にも有効です。

収納効率を上げる空間づくりとしまい方

今ある自宅の収納を最大限に活用するために収納スペース自体の機能性をアップさせる方法と、収納するもののしまい方を工夫する方法が意見として多く挙がりました。

収納スペースについて特に多かったのは「空間を活用する(11.5%)」という意見でした。収納の床部に物を置くだけではなく高さや奥行きを活かして収納できる場所を最大限増やす方法です。

収納スペースの収納効率を上げるために「収納グッズを活用する(8.0%)」という意見がありましたが、あくまで既存の収納スペースを高機能化するための仕切りや段として使うことが重要で、やみくもに真新しい収納グッズを買うと、かえって片付かなくなると話す方も多数おられました。

収納する「中身側」の工夫としては「物の定位置(置き場所)を決める」・(使う時の動線を考えて)「取り出しやすく使いやすい場所に置く」(各9.5%)等の工夫がありました。その際、事前に「全体の収納計画を立ててから実際に配置する(2.8%)」のがコツです。そして、ラベル等を使って「どこに何を収納するか分かりやすくする(4.8%)」と便利です。

物の定位置の決め方については「使用頻度で収納場所をわける(7.8%・頻繁に使うものを手前に)」・「同じジャンルの荷物をまとめる(7.5%)」という意見が多く、似たようなサイズごとにまとめておくとうまくいくという経験談もありました。特に、同じジャンルで分ける場合、似たような物が重複していないか・無駄な物がないかのチェックもしやすくなります。

後回しにしない行動習慣がカギ

様々な物の定位置を作ってきれいに収納したら、その状態をキープすることが大切です。整理された美しい状態を保つ最大の秘訣は「使ったらすぐ片付ける(7.0%)」こと・「出しっぱなしをやめる(1.5%)」ことです。そうすれば散らかることもありません。

すぐに散らかってしまうと感じる方は「あとで片付けよう」「そのうちすぐ使うから」と、出しっぱなしにしていませんか。

使い終わったらすぐに片付け、気になったものは「あとで」ではなく「その場で」片付ける習慣づくりが重要です。自分が出した物ではないなと思っても「散らかったら自分が率先して片付ける(0.3%)」心がけも大切で、声をかけ繰り返す中で家族みんなでこまめに片付けられるようになれるはずです。

荷物の変化に対応するために

新しく買った物・もらった物等で荷物が増えた場合、長期間使うか・頻繁に使うか・使い終わって処分するものか等を意識しておく必要があります。

そして、たちまちでも「物を床に置いておかない(1.3%)」「とりあえずの収納をしない(0.3%)」ようにして、しまい場所の定位置を考えて収納するようにします。この時にも、普段からジャンルごとに収納されていたら該当ジャンルの場所に収納すれば良いので楽ですね。

また、自分で買う物については「購入時に収納場所を考えておく(0.8%)」ようにしておくとスムーズで、必要と思って買ったものの置き場所に困るという事象も起こりません。

収納上手になるにはまず物を減らすことも大事

整理整頓や収納を上手に行うコツの第1位・第2位・第6位はどれも整理整頓の前提として物を必要最低限に減らすことに関するものでした。この認識は回答者全体にとっても共通する認識なのでしょうか。

なんと、回答者全体の99.0%が、収納上手になるためにはまず物を減らすことも大事だと答えました

そもそも日々の整理整頓の対象となる物の量が減ることで収納物の配置を整えやすくなり、維持が簡単になります。

ぎゅうぎゅうに物を詰めてしまうと、物を定位置にしまうことが難しくなるだけでなく、しまった物を使いたい時に他の物まで出さなければいけなくなり、使った後で片付ける際にも作業が増えてしまいます。

「出したらすぐ片付け、後回しにしない」ことを徹底して実践するためには、そのことが楽に実践できる状態、つまり「収納場所からすぐに出せて、簡単にしまえること」が大前提です。

そして、無駄な物や不要な物がなく、ゆとりある収納になっていなければ、物がすぐに出せて簡単にしまえる状態にはなかなかできないことが多いようです。

整理整頓をうまくするためにトランクルーム活用はあり?

理想的な収納状態のためには物を必要最低限にすることが大事だとは分かっていても、できれば処分せず持っておきたいものが多い場合や、荷物を必要最低限にしても自宅の構造上や家族の人数が多い場合等、収納スペースにゆとりができにくいという場合もあるでしょう。

また、季節物の荷物が収納スペース内で邪魔になって、きれいな収納状態にしづらい場合もあるかもしれません。

そんな時、すぐ使わない荷物・使用頻度の低い荷物等をトランクルームに預けておき、自宅の収納・部屋のスペースをすっきりさせてゆとりを持たせる方法があります

そこでアンケートでは、収納スペースの有効活用や整理整頓の効率化のためにトランクルームを利用することについて良いと考えるかを尋ねました。

収納スペースの有効活用や整理整頓を上手にするためにトランクルームを利用するのは良いことだと考えている方は35.0%でした。3割以上の方にとっては有効な方法だと考えられているものの、まだ不安や引っかかる点があったり、トランクルームサービスのイメージがわいていない方が多いようでした。

そこで、実際にトランクルーム各社のサービスについて知ってもらい、改めてトランクルームについての感想を掘り下げていきましょう。

トランクルーム各社のサービスを見て使ってみたくなった?

アンケート回答者にトランクルーム各社HPを確認してもらい、サービスを知った上で自分が利用してみたいと感じたかどうかを尋ねてみました。

約2割(19.5%)の回答者がトランクルームを使ってみたいと答えました

普段から整理整頓を心がけ、収納に関心を持っている方々にとっても、約2割の方がトランクルームを評価し、助かるので使ってみたいと感じています。

それでもやはり、使わないと考えている方が約8割(80.5%)にのぼるという点は気になります。

これまでのアンケートの質問に対する回答と、収納や整理整頓の向上のためにトランクルームを利用することを良いと判断した35.0%より減っているということを踏まえて、下記の4点が推測されます。

  • ・トランクルームを使うことを良いことと思うけれど自分自身には必要性がない方が多い
  • ・普段から荷物を減らすことに努めて自宅の収納で足りている方が多い
  • ・自宅の収納でおさめることに重きを置いているためトランクルームを使わないという考えの方が多い
  • ・トランクルームを使うことについて残っている不安や疑問が多い

実際のところ、トランクルームを使いたいと思った理由・思わなかった理由はそれぞれ何だったのでしょうか。回答者の感想を詳しく分析していきましょう。

トランクルームを使ってみたい理由と使わない理由

トランクルームを利用する上でのメリットとデメリットを考えるため、回答者がどうしてトランクルームを利用したい・利用しないと考えたのか、その理由について実際の意見とともに掘り下げていきます。

使ってみたいという方の意見

最も多かったのは、どんなに整理整頓しても収納スペースの広さが足りないと限界を感じるため、使用頻度の低いものや大きい物をトランクルームに置いて荷物をすっきりさせたいという意見でした。

他にも、趣味のコレクション等をおくゆとりができるのが良いという意見や、思っていたよりも利用料金が安く、換気や湿度管理等の保管状態が良く清潔なので使ってみたいという意見が頻繁に見られました。

 

User’s Voice

“整理整頓では限界値があるのでトランクルームならそれを越えられるから。”
(30代・会社員)

“過去に使ったことがあります。釣り道具や季節モノの家電など、家の押し入れや倉庫で収納するには難しいものを一時的に保管するのにとても便利だと思いました。”
(40代・会社員)

“物が多くなってもトランクルームで置いておけると家の中は片付きやすいと思いました。また、料金も手頃なので少し検討してみようかなと思いました。”
(30代・会社員)

“住んでいる家が古くて、湿気やカビが発生しやすいので、大事なコレクションを保管するのに使いたいと思った。”
(30代・パート)

 

使わなさそうという方の意見

やはり、自宅の荷物を極力減らすことを心がけているために収納スペースが自宅内で事足りているという方が大部分でした。また、トランクルームがあることに甘えて荷物を増やしてしまいそうという意見もありました。

次にお金がかかるので利用しないという意見が多く見られました。さらに、近くにない・運搬や出し入れが面倒という意見もよく見受けられました。

費用面については、割引キャンペーンの活用や必要最低限の部屋サイズで契約することで料金を抑えることができます。

運搬や出し入れが気になる方にはお荷物運搬サービスが利用でき、自宅にいながらにして、自宅とトランクルーム間の荷物運搬とトランクルームでの搬入・取り出し作業を依頼することが可能です。しかも、年中無休で24時間いつでも依頼でき、最短3日後には作業実施可能なので、欲しい時すぐに使うことが可能です。

 

User’s Voice

“そこまで荷物が多くないのと、預けたり、引き取ったりが面倒”
(50代・会社員)

“「トランクルームがある」と思ってしまうことによって、物が増える可能性があるから。処分したいが、何らかの事情があって自分の判断で処分することができない物がある人が、このようなサービスを利用するのはアリだと思う。”
(50代・専業主婦)

“断捨離好きなので、お金をかけてトランクルームを借りるなら、潔くものを捨ててしまうので。”
(40代・ライター)

 

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、整理整頓を得意としている方の片付けのコツをまとめ、より上手に収納するためのポイントや、トランクルームの利用がどのように役立つのかを考えてきました。

整理整頓に苦手意識のある方にとっては、今からでも得意になれるというアンケート結果が前向きな気持ちにさせてくれたのではないでしょうか。

生活がスムーズになる整理整頓は、荷物をできるだけ最低限まで減らしすっきりさせることが大前提です。といっても様々な事情で物がこれ以上減らせない・スペースが足りないというときには、是非トランクルームを活用してゆとりある快適な収納を目指してみてはいかがでしょうか。

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年8月22日から8月25日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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