夏から秋冬への衣替え!収納前の夏服のお手入れや収納のお悩み!
夏の暑さも少しずつ和らぎ、服屋さんの店頭はもうすっかり秋冬の装いに様変わりしています。そんな季節に考えるのが「夏服から秋冬服への衣替え」。汗・湿気・日差し等をしっかりと受け止めた夏の衣類や寝具等をきれいに手入れして収納し、厚手のものが多い秋冬服を使いやすく準備しておく必要があります。そこで今回は、アンケートをもとに、夏服から秋冬服への衣替え事情を掘り下げます。この秋の衣替えや収納が快適になるアイデアを是非見つけてみてください。
夏服の衣替えはいつ頃実施?
アンケートでは始めに、夏服から秋冬服への衣替えをいつ実施しているかを尋ねました。
夏服の衣替えを行う時期として最も多かったのは10月頃で、約6割(59.8%)を占めました。次に多かったのは9月頃で約3割(29.5%)でした。つまり、約9割(89.3%)の方が9月から10月に行っているということになります。ちなみに、一般的な制服等の衣替えも10月初めという場合が多いのではないでしょうか。
半袖でないと過ごせない日が減ってきたり、かつ、長袖がないと肌寒さが気になる日が出てくるのが例年9月後半から10月前半あたりではないでしょうか。この時期は天気の崩れや台風も多く、急に気温が低下してくる場合もよくあります。週間天気予報等を見て慌てて衣替えをした経験がある方もきっと多いはずです。
収納する前の夏服のお手入れは大変?
次に、夏服から秋冬服への衣替えに際し、収納する前の夏服のお手入れを大変と感じるかについて尋ねました。
夏服のお手入れ方法
夏服の衣替えの際、収納する前の夏服のお手入れをどのように行っているかについて具体的な内容を尋ねてみました。
自宅の洗濯機で洗濯するのがメイン
最も多く意見が挙がったのは「普通に洗濯(73.0%)」でした。
日々の洗濯がお手入れのメインではあるものの、夏服の洗濯ならではの大変さがあります。これは、後ほど詳しく紹介していきましょう。
なお、洗った後の服でも、衣替えで収納する前にもう一度きれいに洗濯してからしまう「洗い直し」をする方が多いようです。
また、夏のおしゃれ着等は薄手でデリケートな素材が多く、普段の洗濯物と別に分けて「洗濯表示通りに洗濯(31.5%)」する機会も多いようです。
夏は汗じみや黄ばみ汚れが厄介
夏は汗をよくかき、皮脂汚れもつきやすい時期。その時期に悩ましいのが汗じみや黄ばみの問題です。「汗じみや黄ばみをきちんと落として洗濯(30.8%)」するケアをしている方も多々見られました。
汗じみや黄ばみは通常の洗濯だけでは取れないものも多く、漂白剤や重曹等を使ったケアで落とす方が多いようです。
また、厄介なことに、洗濯後に見えない汗・皮脂汚れが残っていたり、透明なしみがついていたりすると、次の夏に服を出してきた際に身に覚えのないしみや黄ばみが現れることがあります。これは、目に見えなかった汚れが酸化することにより起こる現象です。
だからこそ、衣替えの前には文字通り「見えない敵と戦う」必要があり、しかもこの汚れは最終的に取れたか取れていないか分かりづらいという厄介な敵でもあるのです。
夏服のお手入れで大変なこと
続いて、夏服のお手入れで大変だと思うことについて尋ねました。
汗じみや黄ばみを落とす・防ぐ対策が大変
先ほど話題に上がった汗じみ・黄ばみに関する対策が上位5位分を占める結果となりました。
第1位は「汚れを落とし切ること(35.3%)」であり、ついてしまったしつこい汚れを取るという意味でも、時間が経って現れる汗じみや黄ばみ等の防止のために汚れを残さないようにする意味でも、しっかり洗濯して汚れを取り去ることが重要です。
続いて「汗じみが気になる(27.0%)」「しみを落とすのが大変(17.3%)」「服が黄ばみやすい(14.0%)」「見えない汚れがあとでしみ・黄ばみになる(10.8%)」と続きました。汗や皮脂の汚れは「臭い残りが気になる(6.5%)」ことにもつながります。
夏は白っぽい服が多く汚れが目立つことや、汗・皮脂以外にも子供が活発に遊んで泥汚れ等がつきやすいという声も挙がっていました。
夏だから生地が薄い・数が多い
夏ならではの特性として、薄い生地の服が多いというポイントがあります。そのため「シワがつきやすい(9.3%)」ことが悩みという意見も見られました。もちろん「アイロンがけが大変(2.3%)」にもなってきます。
また「生地が薄く劣化しやすい(5.8%)」ことが気になる方も多く、形崩れ・穴あき・色落ち・質感の劣化等につながっていると感じている場合がよくあるようです。
そして、汗をかく季節だからこそ着替えの枚数が多く「服の数が多い(6.3%)」ことも夏ならではです。これは、日々の洗濯回数や洗濯量・収納の大変さ等に直結してくるため、見逃せないポイントです。
お手入れ後の収納も大変
夏服は服の枚数が多いという話題が出てきましたが、お手入れだけでなく収納も大変と感じている方はどのくらいいるのでしょうか。
衣替え時の収納の悩みとは
夏服の収納が大変だと答えた方に、具体的な悩みの内容について尋ねてみました。
収納スペースの不足がシワの悩みに直結
一番多かった意見は「シワを防ぐのが大変(25.4%)」という意見で、そもそもシワのつきやすい薄い生地が多いこと、たたみジワがついてしまうこと等を悩んでいる方が多いようです。
中でも多かったのが「本当はシワを防ぐために全てハンガーにかけたいけれど収納スペースに余裕がない」という意見で、「収納スペースが狭い(19.8%)」という悩みと関係していました。また、ハンガーにかけられないから、シワにならないように「服を畳むのが大変(10.3%)」という悩みにも関係しています。
服の量の多さと収納スペース不足が深刻
夏だからこそ着替えが多く「服の量が多い(21.4%)」ことは、衣替えの「手間がかかる(10.3%)」ことははもちろん、収納の大変さにも直結しています。
ただでさえ「収納スペースが狭い(19.8%)」と感じている方が多いのに、服の量が多く、年々新しく買い足すことも多いので「収納スペースに入りきらない(17.5%)」・「場所を取る(11.9%)」・「ゆとりなく詰め込んでいる(6.3%)」等の収納の悩みが多く見受けられました。
収納スペース不足が衣替え作業をより大変に
夏服の衣替えは秋冬服を出してくる作業も伴います。そんな中「秋冬服を出してから夏服を収納するのが大変(8.7%)」という意見が集まりました。秋冬服をしまっていたところにシーズンオフになる夏服をしまうことになるので、秋冬服を全て出さなければ夏服の収納が始めにくい方は多いようで、特に、出した秋冬服がかさばって空間が狭くなり、夏服をしまう作業スペースが取れないのがつらいようです。
また、限られた収納スペースに収める為に入りきらない夏服を処分する必要が出てくることも多く「翌シーズン着るかどうかの仕分け(4.8%)」の際に、まだ着れるけれど少し古めだから処分しようかと悩んで仕分けが難航してしまう方もいらっしゃいました。
このように、夏服の収納の悩みは、収納スペースの不足と服の量の多さが相まって、あらゆる悩みに関連していることがわかりました。
季節ものの衣類をトランクルームに預けることを検討したことは?
これまで見てきた通り、夏服の衣替えにおける収納の悩みは、収納スペースの不足が解消すれば大部分が軽減されることがわかりました。
それなら、トランクルームを活用して収納スペースを広げてみる方法が有効と考えられます。
そこで回答者の方に季節ものの衣類をトランクルームに預けることを検討したことがあるか尋ねてみました。
アンケートでは7.3%の方が季節ものの衣類をトランクルームに預けることを検討したことがあると答えました。
衣替え時の収納の悩みを持っている方の割合に比べては低く、選択肢として思いつく方が少ないこと・なじみがない方が多いこと・トランクルーム利用をためらう要素があること等が影響しているようです。そこで今回、回答者にトランクルームのサービスについて知ってもらい意見を聞いてみました。
トランクルームサービスを見て便利だなと思ったサービス
今回のアンケートでは、トランクルーム各社のHP等でトランクルームのサービスについて知ってもらった上で、便利だと思ったサービスについて意見を伺いました。また、使う上でデメリットと感じられた要素についても掘り下げていきます。
便利だなと思ったサービス
最も多かったのは、収納スペースが広がってスッキリするという意見でした。特にシーズンものの荷物の収納をすれば便利と感じた方が多いようでした。サイズ展開が豊富で、各家の状況に合ったサイズを選ぶことができ、思ったよりもリーズナブルに利用できるという意見が集まりました。
そして、気になる保管環境についても、屋内トランクタイプもあり、換気・湿度等にも配慮されている清潔な環境を使えるのが良いと感じた方は多いようです。
また、運搬や出し入れが気になる方にはお荷物運搬サービスが人気でした。自宅にいながらにして、自宅とトランクルーム間の荷物運搬とトランクルームでの搬入・取り出し作業を依頼することが可能です。しかも、年中無休で24時間いつでも依頼でき、最短3日後には作業実施可能なので、欲しい時すぐに使うことが可能です。
“まず第一に安い。自分が想像していた金額よりも全然安くてびっくりしました。そして何より収納出来るスペースが広いのとレパートリーが多いと思いました。スタッフさんもしっかりサポートしてくださると記載されていたので是非使ってみたいと思いました。”
(20代・主婦)
“webで申し込みできて、運搬もしてくれるのであれば手間もかからず良いと思った。”
(20代・会社員)
“利用頻度が少ないが破棄できないもの、除湿管理もあり着物の保管に使用したいと思いました。”
(50代・主婦)
使わなさそうという方の意見
収納スペースが自宅内で事足りているという方が大部分でした。
次にお金がかかるので利用しないという意見が多く見られました。また、近くにない・運搬や出し入れが面倒という意見もよく見受けられました。
利用料金が気になる方・運搬の手間が気になる方は、前述のように、必要なサイズを小さいスペースから選ぶことやキャンペーン等を活用して低コストに抑えたり、お荷物運搬サービスを活用することにより負担を軽減できます。
“便利だとは思いますが、今まで収納をするのにお金をかけた事がないので、どうしてもレンタル代を支払う事に抵抗があり利用を躊躇してしまいます。”
(30代・専業主婦)
“取りに行くのが面倒。”
(40代・主婦)
“自宅に置ききれない場合は検討するかもしれませんが、今のところ利用しようと思わなかったです。しかし、配送サービスや保証があるので便利だと感じました。”
(30代・専業主婦)
トランクルームを利用すれば衣類を交換するだけに!利用してみたくなった?
これまで見てきた通り、トランクルームは自宅の限られた収納スペースの制限にとらわれることなく、必要だと思うスペースをプラスさせることで収納の自由度をぐんとアップさせることができます。また、収納スペースが足りなかったことが理由で発生していたさまざまな悩み(シワ対策・ゆとりのない収納・入りきらない服等)の解消にもつながり、夏服も秋冬服との入れ替え時の作業スペースを生み出すことも可能です。
このように、衣替えに関する悩みを軽減し、より簡単に衣替えができるならトランクルームを使いたいと思った方はどのくらいいるのでしょうか。
回答者の21.5%がトランクルームを活用して衣替えをより簡単に行いたいと考えていました。
自宅の収納スペースではどうしても必要な空間が足りないケースは多々あります。せっかくのお気に入りの服を収納スペース不足で処分せざるを得なくなることもあるかもしれません。そのような、スペースの制限で起こる悩みを解決できるのがトランクルームです。
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、夏服から秋冬服への衣替えでの収納方法とトランクルームの活用についてお話しました。
夏ならではの悩みである汗や皮脂の汚れに関する悩みや生地の薄さにまつわる悩み、数の多さによるかさばり方等、夏服だからこその問題は実に様々であることがわかりました。
また、多くの家でネックとなる収納スペースの自由度を上げ、自宅のスペース活用の選択肢を広げてくれるのがトランクルームです。収納スペースの不足で衣替えが億劫になっているなら、トランクルームを活用することでより簡単に衣替えが可能になり、あなたのご自宅もゆとりが増えて快適になるかもしれません。
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これまでのこのコラムの特集では、冬服から春服への衣替えについても考えてきました。夏とはまた違った悩みも出てきます。
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調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年8月22日から8月25日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ