押入れ・クローゼット等の湿気・カビが気になる方は約9割!整理整頓して対策しよう
ジメジメした梅雨・蒸し蒸しする夏…湿度の高い時期には、収納スペース等の窓のない密閉空間の湿気・カビが気になるものですね。除湿したり風通しをよくしたりと対策はするものの、いつの間にかカビが発生したり、臭いに悩まされたりという経験がある方は多いのではないでしょうか。そこで今回のアンケートでは、収納スペース等の窓のない密閉空間の湿気・カビ対策について調査しました。回答者のみなさんとあなたの自宅の対策を比較して、湿気・カビ対策のヒントになる情報があれば幸いです。
収納等の窓のないスペースがある家が大多数
今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(33.3%)における結果を中心に分析していきます。
はじめに、押入れやクローゼットなど窓のないスペースが自宅にあるか尋ねました。
窓のないスペースは具体的にどこ?
続いて、自宅にある窓のないスペースが具体的にどこか尋ねてみました。
9割以上がクローゼット等の収納スペース
関東にお住まいの方で最も多かった回答は「クローゼット(62.5%)」でした。全国での結果においても50.1%でトップでした。
続いて多かったのが「押入れ(関東32.8%・全国42.6%)」で、全国的に押入れ・クローゼットの2つが突出していました。また、関東は全国よりもクローゼットが多め・押入れが少なめな傾向でした。
クローゼット・押入れ以外の場所についても、「納戸(関東1.6%・全国2.6%)」・「パントリー(関東・全国とも0.8%)」等、収納関連のスペースがほとんどでした。
水回りに窓がないケースも
収納スペース以外では「浴室・洗面所・トイレ(関東2.3%・全国3.1%)」がありました。
いわゆる水回りのスペースには窓がない場合が多く、特にマンションでは窓がある場所は居室優先で、窓がない場所は水回り等になる傾向にあるようです。
水回りは湿気が溜まりやすく、また、使うと汚れやカビが気になりやすいので、こまめな掃除と換気扇等を使った対策をしておきたい場所です。
窓のないスペースの湿気・カビが気になる
アンケートでは続いて、窓のないスペースの湿気・カビが気になることがあるかを尋ねてみました。
アンケートでは窓のないスペースの湿気・カビが気になることがあると答えた方が約9割でした(関東85.4%・全国85.0%)。
窓がなければやはり空気の通り道ができにくく、意識的に対策しないと通気が悪くなりがちです。収納も水回りも、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境になりやすいので、ほとんどの方が湿気・カビが気になっているという結果となりました。
窓なしスペースの湿気・カビ対策
湿気・カビが気になりやすい窓なしスペースについて、回答者のみなさんは何か対策をしているのでしょうか。アンケートで尋ねてみました。
関東のアンケート結果では、窓のないスペースの湿気・カビが気になる方のうち、窓のないスペースの湿気・カビ対策をしていると答えた方は7割強(73.0%)でした。全国では77.0%でやや高く、全体としておよそ4人中3人が何らかの対策をしていることが分かりました。
特に多かった対策は次の4つでした。
- ・除湿剤を使用する(関東85.2%・全国80.1%)
- ・荷物を整理整頓し詰め込みすぎない(関東21.0%・全国24.6%)
- ・サーキュレーター等で空気を循環させる(関東11.1%・全国8.2%)
- ・除湿機を利用する(関東7.4%・全国10.9%)
このように見ていくと、
- ・湿気自体を減らす対策
- ・換気等空気の流れを作って湿気をこもらせない対策
- ・空気が通る物理的な通り道を作る対策(整理整頓)
の3つの視点があることがわかります。
いくら湿気自体を減らしても、サーキュレーター等で風通しをよくしても、収納スペース等の荷物がぎゅうぎゅうだと重なった荷物の間に湿気がこもり、空気の流れも届きません。
つまり、ゆとりある収納にして通気性をよくし、空気が入れ替わるようにすることが非常に重要な対策になります。
クローゼットや押入れへの荷物の詰め込み過ぎで換気などができていない
ゆとりある収納で通気性をよくしておくことが湿気・カビ対策には重要とお話しましたが、限られた収納スペースで荷物をやりくりしていく中で、ゆとりある理想的な収納状態を維持するのはなかなか大変なことです。アンケートでは、収納スペース等の荷物の詰め込みすぎで荷物の整理や換気等ができていないと感じるか尋ねました。
アンケートでは収納スペース等、荷物の詰め込みすぎで荷物の整理や換気等ができていないと感じると答えた方が7割を超えました(関東78.3%・全国74.9%)。関東ではほぼ8割の方が荷物の詰め込みすぎを感じ、全国よりやや高い割合となっています。
収納スペースに対して荷物が多い時や、収納スペースが少ないことでゆとりある収納ができない時、荷物がぎゅうぎゅうになって出し入れしにくい時等はトランクルームを利用するという方法もあります。
例えばシーズンオフの衣類や家電、使用頻度の低い荷物等を使わない時にトランクルームに預けておき、必要な時だけ取り出すことで、収納スペースをゆとりある収納状態にすることができます。湿気・カビ対策はもちろん、普段の生活で荷物の出し入れがしやすくなり、快適になることも大きなメリットです。
収納スペースの湿気・カビ対策が気になるなら、この機会に収納スペースと収納内容のバランスについて改めて見直し、トランクルームを上手に活用して、ゆとりある収納づくりを始めてみませんか。
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調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、クローゼット・押入れ等の窓のないスペースの湿気・カビ対策と整理整頓についてお話しました。
約9割の家で窓のない場所があり、そのほとんどが収納スペースであることが分かりました。また、窓のない場所での湿気・カビが気になる方は9割弱、うち何らかの対策をしている方は7割以上でした。
収納スペースの湿気・カビ対策には、換気や除湿等はもちろんのこと、通気性を考えたゆとりある状態に整理整頓しておくことが非常に重要です。「わかってはいても現実にはそんなスペースがない」という場合はぜひ、トランクルームを活用してゆとりある収納を実現してみてはいかがでしょうか。
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【調査概要】
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2023年5月15日から5月21日までの7日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ