読書の趣味と収納の関係の実態調査ーそれでも紙の本が好き!
あなたは読書の趣味がありますか。読書が好きな場合、紙の本・電子書籍のどちらを読むことが多いでしょうか。紙の本の味わい深さは、デジタル化が進んでもいつまでも楽しみたいものです。しかし、本を集めれば集めるほど、自宅の中で場所を取ってしまう・置き場所がないという悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。そこで今回のアンケートでは、読書の趣味と収納状況について調査しました。読みたい本・持っておきたい本を自宅に保管しつつ日々の収納も快適に保ちたい…そんな願いを持つ方に役立つ情報が見つかれば幸いです。
「紙の本」「電子書籍」どちら派?
今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(32.3%)における結果を中心に分析していきます。
今回のアンケートでは、回答者の約9割(関東88.5%・全国93.5%)の方が読書を趣味としていました。そこで、読書を趣味としている方を対象に、紙の本と電子書籍のどちらで読書しているかを尋ねました。
関東地域では紙の本と電子書籍のどちらで読書すると答えた方が最も多く、4割強(44.3%)でした。両方(37.4%)と答えた方を合わせると8割強(81.7%)の方が紙の本を読んでいることになります。
関東圏の地域別では、紙の本で読書している方が特に高かったのは
埼玉県(紙の本42.1%・両方52.6%・合計94.7%)
神奈川県(紙の本62.5%・両方31.3%・合計93.8%)
千葉県(紙の本57.9%・両方31.6%・合計89.5%)
でした。
逆に割合が低かったのは
東京都(紙の本35.1%・両方38.6%・合計73.7%)
でした。
なお、全国(紙の本48.4%・両方37.4%・合計85.8%)
で、関東より若干高い割合でした。
本を何冊持っている?
読書をしている方が大多数であることがわかりましたが、本を何冊程度持っている方が多いのでしょうか。アンケートで尋ねてみました。
8割が100冊以下
関東においては第1位が同率の約3割(29.3%)で「11-50冊」・「51-100冊」でした。それより少ない「10冊以下(21.6%)」も多く、100冊以下の方が合わせて約8割(80.2%)という結果になりました。
全国で最も多かったのは「51-100冊(33.3%)」で、100冊以下の方が合わせて約7割(73.6%)となり、全国は関東に比べ100冊以上の割合がやや多い(関東19.8%・全国26.4%)という結果でした。
500冊以上持っている人も
アンケートには「500冊以上(関東4.3%・全国6.5%)」の本を持っているという方も見受けられました。全国の方が関東より本の所持数が多い傾向にありますが、例外的に東京都23区外では500冊以上所持している方が15.8%で多めでした。
紙の本を読み続ける理由
本を読むならやはり紙の本という方が多いことがわかりましたが、アンケートでは、紙の本で読書する理由を尋ねました。
本の手触りや読み方のスタイルも読書体験の一部
第1位は「本の手触りが好き」でした。関東では31.6%、全国では30.3%でトップでした。また、第2位は「目に優しい(関東28.6%・全国27.2%)」で、この2つの理由が他の理由より多く見受けられました。
本の内容を読むことはもちろんですが、紙の本のページをめくって読むスタイルを含めて「読書体験」であり、リラックスして本と向き合う豊かな時間が好きだと感じている方が多いようでした。
紙の本のメリットvs電子書籍のメリット
第3位以降は、紙の本のメリットと電子書籍のメリットを対比するとわかりやすい内容が並びました。
【1冊ごとに実体がある紙の本vs1つの端末に多数保存できる電子書籍】
・紙の本のメリット
– コレクションできる(紙の本で読書する理由第3位・関東14.3%・全国14.6%)
– 不要になったら売却できる(第5位・関東6.1%・全国5.6%)
・電子書籍のメリット
– 手軽に持ち運べる(電子書籍で読書する理由第1位・関東41.8%・全国31.3%)
– 本が増えない(第2位・関東26.9%・全国31.3%)
【書店やネット通販で買う紙の本vsデジタルコンテンツの電子書籍】
・紙の本のメリット
– 電子書籍よりタイトル数が多い(紙の本で読書する理由第4位・関東6.1%・全国5.6%)
– 充電を気にしなくていい(第6位・関東4.1%・全国3.7%)
– 人との貸し借りができる(第7位・関東3.1%・全国1.9%)
・電子書籍のメリット
– 気軽に本を購入できる(電子書籍で読書する理由第3位・関東17.9%・全国19.2%)
– 試し読みがしやすい(第4位・関東11.9%・全国12.6%)
紙の本・電子書籍それぞれにメリットがあり、デメリットもあります。
紙の本は1冊ごとに実体があり、かさばる・重量があるものの、充電等を気にせずいつでもどこでも読むことができます。また、1冊ごとに処分や貸し借り等ができる柔軟性も魅力です。
電子書籍はたくさんの本を1つの端末に入れてデジタルコンテンツで持ち運べ、インターネットから気軽にダウンロードして購入できますが、著作権等の関係で貸し借り等はできず、読まなくなっても売却はできません。
紙の本・電子書籍それぞれのメリットを考え、生活スタイル・読書スタイルに合わせて選ぶことが重要だということがわかります。
紙の本の収納には悩みがつきもの
アンケートでは何十冊も本を持っている方が多く、それらは自宅にあるとかさばって場所を取る場合が多いのではないでしょうか。そこでアンケートでは、紙の本で読書する方は本の収納に悩みがあるか尋ねました。
紙の本で読書する方で本の収納に悩みがあると答えた方は関東で約8割(77.3%)でした。
特に多かった地域は千葉県全域(82.4%)・東京都23区内(80.0%)でした。
住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、本の収納に悩みを持っている方が特に多かったのは
- ・千葉県全域・戸建(90.9%)
- ・東京都23区内・マンション(83.3%)
でした。
なお、全国では本の収納に悩みがある方は70.6%となり、関東のほうが全国より本の収納に悩みを持っている方が多いことがわかりました。
しかも、全国的には戸建よりマンション・アパートの方が本の収納に悩みがある方が多い傾向にあったものの、関東では戸建でもマンション・アパートと変わらない水準で収納の悩みを持つ方が多いのも特徴的でした。
本の収納に関する具体的な悩みとは
アンケートでは本の収納に関する悩みを具体的に尋ねてみました。
本の収納に関する悩みで最も多かったのは「収納スペースが足りない(関東56.0%・全国58.0%)」でした。
特に多かった地域は神奈川県東部(90.9%)と東京都23区内(66.7%)でした。
住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、本の収納スペースが足りないという悩みを持っている方が特に多かったのは
- ・神奈川県全域・戸建(80.0%)
- ・神奈川県全域・マンション(80.0%)
- ・東京都全域・マンション(78.9%)
- ・東京都23区内・戸建(75.0%)
でした。
ここでも、神奈川県や東京では戸建・マンションに関わらず収納スペース不足が気になっているという傾向でした。
収納スペース不足の悩みより割合は低いものの、第2位以降も本の冊数が多いからこその悩みが並びました。
- ・本が増えた時の処分が大変(関東14.7%・全国16.1%)
- ・なるべく手放したくないと思う(関東14.7%・全国12.2%)
- ・整理整頓が大変(関東13.3%・全国12.6%)
本の冊数が増えてくると収納スペースだけでなく整理整頓や取捨選択・処分も大変であることがわかりました。
気に入った本を自宅に置いておきたいけれど収納スペースが不足しがちになったり生活に必要な荷物の収納場所を圧迫してしまう場合、トランクルームを利用するという方法もあります。
トランクルームを書庫として使っている方も多くいらっしゃいます。また、気に入った本を手元に置いておきたいなら、自宅の収納スペースを占めているシーズンオフの衣類や家電、使用頻度の低い荷物等をトランクルームに預けることで、自宅の収納スペースにゆとりが生まれます。
本は冊数が多くなるとかさばるものですが、私たちの生活や心を豊かにしてくれる大切なものです。トランクルームを使うことで生活の収納スペースを圧迫せずに大切な本のコレクションを持つことができ、本に囲まれたより楽しい毎日を過ごすことができるかもしれません。
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調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、読書の趣味と本の収納についての悩みについてお話しました。
今回のアンケートでは、約9割の方が読書の趣味を持ち、紙の本を読んでいる方が約8割にものぼることがわかりました。手触りが心地よく目にも優しい紙の本が好きという声は多いものの、数十冊以上の本を持っている方が多く、本の収納の悩みを持っている方が約8割にものぼることがわかりました。うち約6割の悩みは本の収納スペースの不足でした。
気に入った本を持ち続けたいけれど収納スペースが足りない時に役に立つのがトランクルームです。
トランクルームを書庫として利用する方も多く、自宅に本を保管したい場合はシーズンオフのものや使用頻度の低いものをトランクルームに預けることで自宅の収納スペースにゆとりをもたせることができます。
この機会にトランクルームを活用して、日々の快適な収納環境を保ちながら、お気に入りの本に囲まれた豊かな毎日を目指してみてはいかがでしょうか。
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